本当に欲しいものは何ですか? 努力が空回りして苦しくなる理由

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早稲田大学教授、加藤締三先生の著作『愛される法則』(大和書房)の前書きに、こんな一文があります。

あなたが「仕事、仕事」と言いながら、いつもいつも満足していないのは、あなたの真に求めているものが仕事の成功ではなく、愛だからである。あなたは成功してちやほやされたいのではないか。
だとすれば、求めているものは仕事の成功ではない。愛である。

悩んでいる人は、自分が愛を求めていることに気が付いていない。
悩んでいる人は、愛を得ればすべては解決するのに、勝利や成功や復讐で悩みを解決しようとしている。だからいつになっても苦しみは解決しない。苦しみの原因が分からないから、努力が意味を持たない。愛があなたに与えてくれるエネルギーがすべてを解決してくれるのに、愛を求めない。

こうして短い人生が終わっていく。
うまくいかない原因は、たいてい自分の心のあり方にある。

しかし、多くの人は、自分の望みとは違う方向に走っているような気がしてなりません。

自分の本音と向き合う自信がない。

うすうす気付いても、認めたくない。

言い訳、ごまかし、開き直り、自分で自分に嘘をついて、どんどん不幸のスパイラルに陥っている人も少なくないと思います。

しかし、欲しいものが手に入らない苦しみより、もっと辛いのは、自分の真の望みに気付くことなく、人生を無駄にすることではないでしょうか。

例えば、本当はラーメンが食べたいのに、「旬の女はフレンチ!」と、気取ってフランス料理ばかり食べ続けても、心の中では(これじゃない、これじゃない)と、永久に飢えますよね。

ところが「旬の女はフレンチ」という思い込みがあると、「ラーメンなんてダサイ」と、本当は食べたい気持ちを誤魔化すようになるし、目の前で美味しそうにラーメンを食べている人に怒りを燃やしたりするようになります。

自分も一緒にラーメンを食べて、美味しいね♪ と楽しめば済むだけの話なのに、「あたしは旬の女。フレンチを楽しむ私を見て!」と違う方向に頑張って、そんな自分に疲れてしまうのです。

同じ生きるなら、心が本当に求めるものに向かって、一所懸命に頑張った方が、納得すると思いませんか?

確かに、求めるものが手に入らなければ、つらい。悔しい。

手の届かない自分はダメだ、生きている価値もないと落ち込む日もあるかもしれません。

しかし、これだけは断言しますけど、欲しいものに一直線に向かって夢敗れるのと、好きでもないフレンチを貪り食い、時間も若さも消費するのでは、落ち込み方が違うのですよ。

前者は「これだけ頑張ったのだから、もういい。他に幸せを探そう」と気持ちを切り替えることができます。だって、自分の欲しいものも分かってるし、この方向で間違いないという確信があるからです。

もし、あなたが頑張っても、頑張っても、何一つ報われないような思いをしているなら、一度、自分の本音と向き合って、「真に求めているのは何か」ということをじっくり考えてみて下さい。

もしかしたら、全く見当違いの方向に空回りしているのかもしれないですよ。

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