物書きの文書比較におすすめ 『全文検索くん Search++(サーチプラス)』の使い方

全文検索くん サーチプラス Word 検索画面
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記事について

テキスト、Word、一太郎、縦書きPDFなど、幅広いファイルタイプに対応する全文検索ツールの特徴と使い方を紹介しています。頻繁にリライトや推敲を行う方、膨大な資料や文書アーカイブをお持ちの方に最適です。

目次 🏃

全文検索ツール『Search++』について

インデックス型の全文検索ツール『Search++』(全文検索くん サーチプラス)は、PCに常駐して、複数文書のテキストを串刺し検索し、結果を一覧表示する高機能なツールです。

他の検索ツールでは無視されがちな『一太郎』や『縦書きPDF』にも完全対応しています。

全文検索ツールは様々な種類がありますが、二画面の見やすいパネルで、『該当箇所』『ファイル情報』『概要』を呈示するツールは他に存在しません。

シェアウェアながら、長い実績をもち、現在も地道に開発が続けられている、物書きにおすすめのソフトウェアです。

一太郎ファイルの検索結果。

全文検索くん サーチプラス 一太郎 検索結果

Word(オフィス系ファイル)の検索結果。

全文検索くん サーチプラス Word 検索画面

メリットとデメリット

検索結果が分かりやすい

全文検索くんの最大のメリットは、2画面表示で検索結果とキーワードの該当箇所が分かりやすい点です。

画面表示には、『プレビュー』『テキスト』『抜粋』『該当行』の四種類があり、目当てのファイルが探しやすいです。

プレビュー

検索語が含まれるファイルをプレビューします。

『一太郎』はさすがに無理ですが、PDFやオフィス系ドキュメントなどは、外観を確認することができます。

全文検索くん サーチプラス プレビュー画面

テキスト

文書ファイルを構成するテキストを表示します。

一太郎の場合、コードが特殊なので、見出しなどがHTML構文に近い形で表示されますが、内容確認には十分だと思います。

全文検索くん サーチプラス テキストの検索結果

抜粋

抜粋では、該当箇所の前後のテキストが表示されます。

全文検索くん サーチプラス 抜粋

該当行

同じ文書内で、検索語の含まれる箇所を、行番号を添えて、一覧表示します。

文書を開いて、該当箇所にジャンプするのに便利です。

全文検索くん サーチプラス 複数行 プレビュー

フォルダ単位で串刺し検索が可能

全文検索くんでは、フォルダ単位で串刺し検索が可能です。

検索したいフォルダにチェックを入れれば、複数のフォルダ、複数のドライブにまたがって、串刺し検索します。

全文検索くん サーチプラス 検索対象のフォルダ

ファイル種類の絞り込み検索が可能

全文検索くんでは、ファイル種類に限定して、絞り込み検索が可能です。

拡張子を指定すれば、一太郎のjtdファイルとか、アプリ特有のファイルも検索できます。

また、検索画面・上部の「開く」「コピー」「移動」「削除」のコマンドを使えば、ファイル操作も可能です。

全文検索くん サーチプラス ファイル別 絞り込み検索

全文検索くんのデメリット

インデックス作成に時間がかかる

検索機能をフルに使うには、事前にインデックス作成が必須です。

「対象フォルダ」「対象ファイル」など、設定を変えた時は、インデックスの再生成が必要になるので、対象が多い場合は、何分も待たされることがあります。

タスクバーに常駐して、インデックスを自動生成している場合はいいですが、使う時だけ手動で起動 → インデックス再生成している場合は、ちょっと面倒です。

全文検索くん サーチプラス インデックス再作成

対象フォルダの設定と呼び出しがちょっと面倒

もしかしたら、ドライブ丸ごと、検索対象にすればいいのかもしれませんが、そうすると検索結果も膨大になるし、インデックス生成も時間がかかるので、当方は、目的ごとに対象フォルダを絞り込んで設定しています。

しかし、あまりに登録数が多いと、どれがどれか分からなくなってくるので、微妙なところです。

設定変更のごとに、いちいちインデックス再生成されるのも、「すぐに使いたい時」、ぷちっとストレスです ^_^; ← わがまま

当方の場合、用途が限られているので、そこまで煩雑にはなりませんが。(小説の推敲に使うことが多い)

テキスト検索において、特に大きな不便を感じたことはないです。
そもそも、全文検索くんに匹敵するような検索ツールも存在しないので、これで十分ではないかと思います。

全文検索くんの試用とインストール

実行ファイルのダウンロード

『全文検索くん Search++』は、公式サイトからダウンロードできます。

最初は『標準版』でいいと思います。

後で『プロ版』にアップグレードすることも可能です。

30日間の試用が可能です。(試用から30日が過ぎると、自動的にライセンス入力を求めるメッセージがが出てきます)

http://www.searchplusplus.jp/#/download

Vectorでもダウンロードが可能です。

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se498053.html

『インストーラ版』と『zip版』の二種類があります。

● インストーラ版 ・・ インストーラーを実行して、任意の場所にインストール

● zip版 ・・ 任意の場所に保存して、解凍

レジストリを使わないので、どこに本体ファイルを置いてもOKですが、実行速度を重視するなら、Cドライブをおすすめします。

『WindowsによってPCが保護されました。Microsoft Defender SmartScreenは認識されないアプリの起動を停止しました』というアラートが表示されると思いますが、『詳細を表示』をクリックして、「実行」でインストールを続行して下さい。
シェアウェア系のソフトは、たいがいアラートが出ます。

従来版と新Web UI版

2022年3月より、新Web UI版がリリースされています。(Pro版のみ)

私も使ってみましたが、文章の検索には、従来版の方が使いやすいです。

多分、ソースコードや業務用文書などは、新Web UIの方がいいのかもしれません。

全文検索くん サーチプラス 新Web UI版

初期状態と設定

この記事で紹介しているのは、Pro版(従来版)のUIです。

ファイルを展開すると、初期状態では、下図のようなファイル構成になります。

searchplusplus.exeを実行して、初期画面を起動します。

『Language Selection』で「Japanese」を選択して、次に進みます。

全文検索くん サーチプラス 本体ファイル

『設定』のメニューは、画面右上方『その他機能』にあります。

全文検索くん サーチプラス 設定 メニュー

検索対象フォルダ

まず最初に検索対象フォルダを設定します。

フォルダ単位でもいいし、ドライブごとチェックを入れてもOK。

しかし、該当箇所を探し出す手間を考えれば、フォルダを絞り込んだ方が賢明です。

全文検索くん サーチプラス 検索対象フォルダ

検索対象タイプ

検索対象にするファイルタイプを選びます。

*.doc;*.docx;*.pdf;*.jtd;*.sql;

コンマなど、記号を飛ばさないように注意しましょう。

全文検索くん サーチプラス 検索対象タイプ

検索対象から排除

検索対象から除外するファイルタイプを設定します。

一太郎のバックアップファイルや、システムファイルなど。

全文検索くん サーチプラス 検索対象から排除

画面設定

画面設定では、ショートカットと「マッチした行の前後表示行数指定」を選択します。

行数指定というのは、たとえば検索語が『採鉱システム』である場合、検索でヒットしたファイルリストの抜粋部に、『採鉱システム』を含む前後の行をいくつ表示するか、という設定です。

使っているうちに分かります。

全文検索くん サーチプラス 画面設定

インデックス更新方法

『非常駐モード』と『常駐モード』から選択。

頻回に使う場合は常駐で、たまに使う場合は、非常駐でOKです。

機能的には変わりませんが、非常駐+手動データ更新の場合、インデックスの再生成に待たされることがあります(^_^;

平素は「非常駐」にして、連続して使う時に、常駐モードに切り替えるといいです。

全文検索くん サーチプラス インデックス更新方法

ファイル共有サーバ

『HTTPサーバ』は,個人で使うなら、チェックオフでOKです。

全文検索くん サーチプラス ファイル共有サーバ

検索のコツ

検索結果が広範囲に及ぶ場合は、ファイルや日付で絞り込むと便利です。

Xマークが「絞り込み検索」のボタンです。

全文検索くん サーチプラス ファイル別 絞り込み検索

また、用途に合わせて、検索結果をアルファベット順や日付順で並べ替えてもOK。

複雑な操作は必要ありません。

バージョンアップの手順

本体のバージョンアップの手順は三通りあります。(開発元より)

1) アプリケーションの更新
2) プラットフォーム(Java&Lib)も更新
3) データ構造も変更

アプリケーションの更新

会員登録すれば、登録したメールアドレスに、更新のお知らせとアップデート・ファイルのリンク先が送られてくるので、

プログラムをインストールしたフォルダに、パッチファイルを上書きすればOK。一番簡単な方法です。

プラットフォームも更新

プラットフォーム(JavaまたはLib)も更新の場合は、上書きだけで上手くバージョンアップできない事があるようです。
複数Libが混在すると、アプリケーションが動作不良になるとのこと。
ユーザー側の旧Java、または、Libデータの削除が必要になります。

※ 私も、Javaの旧バージョンで躓いた感じです。Javaのアップデートを完了したら、上手くいきました。

データ構造も変更

開発元で、データ構造も変更した場合、アプリケーションの更新だけでは上手くバージョンアップできない事があるようです。
手動によるアプリケーションの更新作業 「旧バージョンのアンインストール → 新バージョンの再インストール」、
次いで、インデックスの再生成が必要になります。

手動によるアップデートの手順

最初に、検索画面を閉じ、プログラムを完全に終了します。

アプリケーションをインストールしたフォルダを開き、『tool』→ config.xml を任意の場所にバックアップします。

config.xml には、ライセンスや各種設定が保存されています。

全文検索くん サーチプラス 手動アップデート config.xml

ファイルのバックアップ保存が完了したら、アプリケーションファイル、『tool』のフォルダも含めて、全て削除します(旧バージョンのアンインストール)

空になったフォルダに、更新ファイルをすべてコピーします。(新バージョンのインストール)。

新旧ファイルの入れ替えが完了したら、バックアップした config.xml を上書きし、設定情報を引き継ぎます。

最後に、searchplusplus.exe から再起動すれば、設定はそのままで、バージョンアップが完了します。

将来的に、バージョンアップの自動化も検討されているので、今後の更新に期待しましょう。

アンインストールの手順

アプリケーション・ファイルの中に、uninstall.exe を実行します。

クリックすると、『不明な発行元からのアプリがPCに変更を加えることを許可しますか』の警告メッセージが出ますが、「はい」を選択して、操作を実行します。

(個人開発のシェアウェアは、たいてい、警告文が出ます)

uninstall.exe を実行すれば、アプリ関連のファイルは全て削除されて、アンインストールが完了します。

手動で、フォルダ内のファイルを削除しても構いませんが、開発元が提供しているアンインストール・のファイルを実行した方が確実です。

【標準版】と【Pro版】の違い

全文検索くん『Search++』には、【標準版】と【Pro版】があり、両者の違いは下記のようになっています。

【標準版】・・32ビット&64ビットのOSをサポート。最大処理ファイルは30MB以下に限定。検索機能の内容はPro版と同じ。
【Pro版】・・64ビットのOSのみサポート。容量の大きいファイルや、数百以上のファイルリストにも高速対応。インデックス生成もスピードアップ。

私も最初、標準版を購入したのですが、『一太郎という厄介なファイルをメインで扱う』『検索対象のフォルダに数百のファイルリストが存在する』『各ファイルの文字量(容量)が多い』ことから、Pro版にグレードアップしました。

決定的に違うのは、ファイル処理に必要な最大メモリに制限がなく、インデックスの生成や検索スピードが倍速になる点です。

Pro版の場合、『最大利用メモリ値』に制限がないのですが、標準版の場合、『1000MB』の制限があるので、Pro版の方がはるかに処理能力が高いです。

メモリ量を調整するには、アプリケーション・フォルダ内にある、管理ツール『MemAdmexe』を実行します。

PCのメモリに余裕がある場合は、1800MBより、少し多めに設定しましょう。

全文検索くん サーチプラス 管理ツール メモリ値の変更

初めに【標準版】を購入して、途中で【Pro版】にグレードアップしたい場合は、運営者に相談すれば、PayPalなどで差額対応してもらえまえすので、お気軽にお問い合わせ下さい。

縦書きPDFの検索について

全文検索くんは、日本語の縦書きPDFの検索も可能です。

私はこの機能が欲しくて購入したくらい。

日本語の縦書きPDFは、言語処理が異なるのか、検索できない事が多いんですね。

検索結果に上手く表示されない場合は、config.xml に次の一文が記載されているか、確認しましょう。

IFilter.pdf

全文検索くん サーチプラス IFlter pdf

ちなみに、IFilter.jtd は一太郎のファイルです。

検索結果は、下図のように、抜粋がちょっと不自然な感じですが、縦書きPDFの特性上、仕方がないです。

検索できるだけで、上等です。

全文検索くん サーチプラス 縦書きPDF

おわりに ~単語重視の検索に最適

ファイル検索ツールは、様々な種類が出回っていますが、「検索語」「検索箇所の抜粋(サジェスト)」「該当箇所のプレビュー」を一画面で完結するツールは、『全文検索くん』が随一と思います。

他にも、全文検索ツールは存在しますが、企業向けの非常に高価なものであったり、本職プログラマでないと理解できないものだったり、一般ユーザーには不向きです。

また、全文検索くんは、オールマイティーなファイル検索が強みで、プログラマ系のように、多種多様なファイルの中から、キーワードが記述されている箇所を一発検索したい方にも向いています。

値段も、一回支払いの永久ライセンスなので、頻繁にリライトや推敲する方、膨大な資料やアーカイブ文書をお持ちの方は重宝するのではないでしょうか。

PDF、Word、一太郎を串刺し検索してくれるツールも他にないですよ。

開発元も、長年活動されていて、親切に教えて下さるので、興味のある方は、試用版から試してみて下さい。

トップページ
http://www.searchplusplus.jp/#/index

FAQと問い合わせフォーム
http://www.searchplusplus.jp/#/contact

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