秀丸エディタの部分編集と折りたたみ機能で執筆に集中する

コラム エッセー
記事について

執筆や編集で重要なパートにフォーカスしたい時、その他の部分にロックして編集不可にすると操作ミスを防ぐことができます。また不要な行や節を折り畳むことで可視性が増し、編集作業も捗ります。マクロを使えばエディタの折りたたみ状態を保存することができます。

秀丸エディタで執筆や推敲をする場合、『部分編集』と『折りたたみ』を使いこなすと便利です。

縦書きの場合、文章量が増えてくると、どうしても余計な部分が生じます。

削除すべきか、置いておくべきか、悩む場合もありますね。

冒頭部から通して俯瞰したい時、ボツにしたパートがそのまま残っていると流れが見えにくいですし、後でもう一度、じっくり見直したい場合もあります。

あるいは、一つのパートにフォーカスして編集や見直しがしたい場合、それ以外のパートがエディタ画面にあると、操作ミスで大事な部分を消してしまったり、思いがけないアクシデントが生じることもあります。

そんな時、エディタ内で大事なパートだけ絞り込んだり、不要な部分だけ隠したりできたら便利ですね。

秀丸の場合、『部分編集』=絞り込み、『折りたたみ』=不要な部分の非表示が可能なので、ぜひ使い方をマスターして下さい。

必須のマクロも紹介しています。

目次 🏃

部分編集のメリット

「部分編集」を立ち上げる一番分かりやすい方法は、アウトライン枠で部分編集したい見出しを右クリック → 「範囲を部分編集」を選択することです。

秀丸エディタ 部分編集

もしくは「表示」→「部分編集」を選択。キー割付しておくと便利です。

秀丸エディタ 部分編集

部分編集の表示には二通りあります。フォーカスしたいパートだけエディタ画面に呼び出す方法と、その他のパートを半透明にする方法です。

前者の場合、フォーカスしたいパートだけがエディタに現れるので、うっかり大事な部分を削除したり、場所を間違えて手を加えることもありません。

また、そのパートだけ重点的に見直したい時、集中力も高まります。

秀丸エディタ 部分編集

半透明にする場合、その他の部分はぼやけた感じで表示されます。

内容は見えていますが、カーソルは移動しません。また、切り取り、貼り付けなどの編集もできなくなります。

秀丸エディタ 部分編集

折りたたみの開閉と保存・復元

折りたたみも編集に便利です。

不要な部分を折りたたんで隠す機能で、たとえば「この段落は不要だけども、参考に残したい」という場合、こんな感じで非表示にすると把握しやすいですね。

秀丸エディタ 部分編集

折りたたみできる条件などは、「その他」→「ファイル別の設定」→「折りたたみ」で細かく設定できます。
分からない場合はデフォルトで十分。

秀丸エディタ 部分編集

折りたたみの動作は「表示」→「折りたたみ」→メニューから選択できますが、キー割付した方が便利です。

秀丸エディタ 部分編集

ただ、この折りたたみ機能は一つだけ問題があって、文書を閉じると、折りたたみ状態もリセットされてしまうんですね。

そこで、折りたたみ保存・復元のマクロを使います。

こちらからZIPファイルをダウンロードして下さい。

折りたたみを自動保存・自動復元するマクロ Ver.1.02

次に、「その他」→「動作環境」→「環境」で、マクロ用のフォルダを指定します。名前は何でも構いません。

秀丸エディタ 折りたたみ マクロ

フォルダを指定したら、ダウンロードした圧縮ファイルを解凍して、マクロ用フォルダに設置します。.mac ファイルがマクロ実行ファイルです。

ReserveFold.mac ・・自動保存

RestoreFold.mac ・・自動復元

秀丸エディタ 折りたたみ マクロ

次に「マクロ」→「マクロ登録」を開き、自分の覚えやすいナンバーに、.macファイルを割り当てます。マクロのタイトルは何でも構いません。

次に「自動起動」を開き、「いつ実行するか」を指定します。

自動的に折りたたみ状態の保存・復元をしたい場合は、動作時に、どの .macファイルを実行するかを指定します。(絶対的にコレという決まりはありません)

参考までに。

・ファイルを開いた直後
・保存直前と直後
・ファイルを閉じる直前

秀丸エディタ 折りたたみ マクロ

これでファイル保存時に自動的に折りたたみ状態が保存され、次に開いた時には、そっくり復元されます。

何度かテストして、自分の使い勝手のいいように調整して下さい。

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人生は『時間』によって作られます。 年を取るほど、1分の価値は貴重です。 若い時に為すべき事は、自分の持ち時間を何に使うか考えることです。 消費、浪費、空費、徒費。 過ぎ去った時間は二度と戻ってきません。 一日、悪口で過ごすのも 一日、園芸を楽しむのも 同じ人生です。

この記事を書いた人

MOKOのアバター MOKO 著者

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。アニメから古典文学まで幅広く親しむ雑色系。科学と文芸が融合した新感覚のSF小説を手がけています。看護師として医療機関に勤務後、東欧に移住。石田朋子。
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『汝自身を知れ』 ウサギがライオンに憧れて、ライオンの真似をしても、決して上手くいきません。 ウサギはウサギの群れと仲良くするから、友だちもできるし、身の丈にあった暮らしを楽しむことができます。 自分がウサギかライオンか、どちらかを知ることは、幸福の基本です。
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