休止状態 Hibernate を有効化する
Windows10 で『休止状態(Hibernate)』を有効化する手順は次の通りです。
- Windowsキー + X でメニューを呼び出す。
- Windows Powershell(管理者)を起動 ・・ コマンドプロンプト
- powercfg /hibernate on と手入力
- パソコンを再起動する
※ 参考記事
How to enable Hibernate in Windows 11/10
http://www.thewindowsclub.com/disable-and-re-enable-hibernation-using-microsoft-fix-it
(1) Windowsキー + X でメニューを呼び出す。
2) Windows Powershell (管理者)を起動
以前の『コマンドプロンプト(管理者)』です。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」で「はい」を選択。
3) hibernateのコマンドを入力
無効化 powercfg /hibernate off
パワー シーエフジー 半角スペース スラッシュ ハイバーネイト オン(オフ)
「半角スペース」を忘れないように。
4) PCを再起動する
PCを再起動すれば、電源オプションに「休止状態」の項目が表示されます。
『設定』→『電源とスリープ』を選択。
『関連設定』→『電源の追加設定』→『カバーを閉じたときの動作の選択』をクリック。
『シャットダウン設定』に「休止状態」が表示されていたら成功です。
『休止状態』が表示されない場合
『管理者』として実行していますか?
Windowsキー + X から呼び出すメニューには、『Windows Powershell』と『Windows Powershell(管理者)』の二種類あります。
休止状態を追加するには、『Windows Powershell(管理者)』を実行します。
スラッシュの前に半角スペースを入れてますか?
Windows Powershell に『powercfg /hibernate on』を記述する場合、スラッシュの前に『半角スペース』が入ります。
powercfg/hibernate on ではなく powercfg /hibernate on です。 (半角スペース スラッシュ)
文字列をぴちぴちに詰めてはいけません。
Windows7風スタートメニュー『Open Shell Menu』を使う
「Windows Powershell(コマンドプロンプト)をいじるのが怖い」というあなたにおすすめなのが、Windows7風スタートメニュー『Open Shell Menu』です。
https://open-shell.github.io/Open-Shell-Menu/
Windows8でメトロUIが採用された時、Windows7ユーザーの救世主となった『Classic Menu』の後継となるオープンソースの無料ソフトウェアです。
Windows10でも問題なく動作しており、どうしてもWindows10以降のスタートメニューに馴れない方におすすめです。
私もいまだに『Open Shell Menu』を使っています。
『休止状態』を有効にする
『Open Shell Menu』をインストールしたら、アイコンの上で右クリックして、設定画面を呼び出します。
『メインメニュー』→『電源ボタンの動作を設定する』→『ハイパーネーション(休止状態)』にチェックを入れます。
スタートメニューに『休止状態』が追加されていたら成功です。
終わりに
一説では、休止状態は使わない方がいいそうですが、スリープも、ちょっとした弾みで電源が戻って、ディスプレイが表示されることがあるので、公共の場所などで使う場合は、『休止状態』の方が安全かと思います。
ウィンドウの作業状態はそのままで、電源だけ一時的に落としたい時は、スリープより『休止状態』の方が確実にオフにできるので、『休止状態はSSDやHDDを傷める』という話が気にならない方は、適度に取り入れてはいかがでしょうか。
別の一説では、「こまめにシャットダウンしない方がいい」という話もあり、いちいち気にしてたら、PCなんか使えないですよ。
それより夏場の熱ごもりの方が、よほどハードディスクに悪いのではないかと。
日頃、そこまで酷使しないのであれば、そこまで神経質になる必要もないと思います。
どんなPCも、いずれ経年劣化で、使えなくなります💀
……つーか、2018年に購入したハイスペックのラップトップでさえ、診断で弾かれて、Windows11にアップデートできません。
Microsoftもやることがだんだん姑息になってきたので、もはやスリープも休止状態も関係ないような気がします。