人間は幸せになるようにできている ~奇跡を起こそう

This is the very miracle ――そして奇跡は起こった――

人間は、幸せになるようにできている。
本来、それ以外になりようがないのに、そうなれないのは、人生の様々な過程でマイナス・イメージを植え付けられるからだ。
この世界は、90%のネガティブな感情と10%のポジティブな思考からできている。
言い換えれば、この世の90%の人々は、不安や恐怖、妬みや怨みといったネガティブな感情に生きていて、残りの10%――この世に恐れることは何一つ無く、人生は明るく、健やかに生きていける――とポジティブに考えられる人だけが、幸運に恵まれている。

では、不運な人、一人一人が、人間的にも運勢的にも根っから悪いのかといえば、決してそうではない。
不運でも、優れた人はたくさんいる。
真面目な人、優しい人、熱心な人、それぞれが幸福を得るに値する優れた資質を備えていて、人間的に何ら欠けるものはない。
悪いのは、考え方だ。
心のエネルギーの使い方である。
私たちは、頭では、
「楽観的になろう」
「明るく考えよう」
「良いことだけを考えるようにしよう」
と分かっているが、いざ、心で実践するとなると、どうしてもネガティブな感情に囚われてしまう。不安や恐怖、絶望の奴隷になってしまう。

・・というのも、物事は悪く考えた方が楽だからだ。
明るく考えれば、明るく考えるなりの努力をしなければならない。
ただ、椅子に座って、ぼんやり考えているだけではなく、成功に向けて行動しなければならない。
そして、万一、失敗したら――。
どんなに心が傷つくかわからない。
もう二度と取り返しがつかないかもしれない。
そう考えて、心に予防線を張った事が、結果的にネガティブなイメージを植え付けて、ネガティブな現実を引き起こす原因になるのだ。
失敗するとか、傷つくとか、まだ起こりもしないうちから考えるのだけは止めた方がいい。
心にチラとでも浮かんだことは、必ず現実になるから。

もし、ネガティブな感情の奴隷に支配されそうになったら、頑として闘えばいい。
その闘いに勝つことが、イコール、幸運を勝ち得るという事なのだから。

初稿 2002/08/13

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