物事が成就するための、三つの力 【意思、運、時機】

物事が成就するための、三つの力 【意思、運、時機】
記事について

この記事は『海洋小説 MORGENROOD -曙光』に基づく創作エッセイです。作品の概要はこちら。

私ね、物事が成就するには、三つの力が働くと思うの。

意思と、運と、時機よ。

どれほど能力があっても、条件に恵まれても、時機が合わなければ、完全には成らないわ。

だからといって、人が意思もって行動することが決して無駄とは思わない。

誰かが動かぬ水面に石を投げ入れるから、そこに波動が生まれ、遠くまで広がっていく。運は風、時機は潮よ。

こうしている間にも、運命の女神は、あなたの意思に適った運の機を織り上げていく。

それが何時、完成するかは分からないけれど、一緒に時を待ちましょう。

趣旨には賛同して頂いているのだもの。きっと、ふさわしい時機に、ふさわしい何かが訪れるわ。

潜水艇からの実況中継に向けて、段取りに四苦八苦するヴァルターに対し、リズは「物事が成就するためには、意思と運と時機の三つが必要」と説きます。

本人に「やるぞ」という強い意思がなければ何事も始まりませんし、何かを始めても、運がなければ成就しません。

また運があっても、それを為すタイミングを見誤れば、せっかくの好機を逃がしてしまいます。

目標のスケールにもよりますが、物事を成すには、それにふさわしい時機があり、運が必要です。

が、それにも増して、大切なのは、何かを成し遂げようとする強い意思です。

意思がなければ、運が強くても、時機が好くても、何も始まりません。

意思に、運と好機が付いて来る、というのは、そういう意味です。

Notes of Life

ラテン語の名句
『運の女神は勇敢な者たちを助ける』『運命が道を見出す』『苦難を経て栄光へ』『偉大な愛は運命の岸をも越える』など、作中に登場するラテン語の名句を紹介しています。

この記事を書いた人

MOKOのアバター MOKO 著者

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。アニメから古典文学まで幅広く親しむ雑色系。科学と文芸が融合した新感覚のSF小説を手がけています。看護師として医療機関に勤務後、東欧に移住。石田朋子。
amazon著者ページ https://amzn.to/3btlNeX

Kindleストア

ジャンルはSFですが古典的なスタイルの長編小説です。海外翻訳文学が好きな方に向いています。
サイトで気軽に試し読みできます。

📔 無料で読めるPDFサンプルはこちら

TOP
目次 🏃
閉じる