素晴らしい哲学は10代~20代に出会うべし

生まれた時代が悪いのか、それとも俺が悪いのか ~ガラクタでも輝けた1960年代
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素晴らしい哲学は10代~20代に出会うべし

作中でも繰り返し登場しますが、本作はニーチェの名言『これが生だったのか。それなら、よしもう一度! 』が全ての核になっています。

人生で一番感動したのがこの一文――

というより、あの分厚い『ツァラトゥストラ(手塚富雄・訳)』を必死に読み進めて、最後の最後に、この一文に出会った瞬間が忘れられないからです。

文学にしても、哲学にしても、「生きること」や「愛すること」をテーマにした本は、10代~20代、遅くとも30代には読まないといけません。

40歳を過ぎると、説教くささが鼻について、理想より現実、人生論より実利の方が優るからです。

それでも、10代~20代に感銘を受けた文学や哲学は、一生心の中で色褪せないものです。

たとえ、年を取ってから、違和感を覚えても、永遠の太陽みたいに心の中で燦然と輝き続けます。

純粋さと盲信は紙一重ですが、純粋さをなくして感動はありません。

そして、人間が馬鹿みたいに感動できるのも、10代~20代のうちなのです。

本に限らず、映画でも、漫画でも、10代から20代のうちに、いい作品にたくさん触れましょう。

「いつか読もう」と思っても、その時には感動も薄れ、頭が受け付けなくなっているからです。

Notes of Life

ラテン語の名句
『運の女神は勇敢な者たちを助ける』『運命が道を見出す』『苦難を経て栄光へ』『偉大な愛は運命の岸をも越える』など、作中に登場するラテン語の名句を紹介しています。

この記事を書いた人

MOKOのアバター MOKO 著者

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。アニメから古典文学まで幅広く親しむ雑色系。科学と文芸が融合した新感覚のSF小説を手がけています。看護師として医療機関に勤務後、東欧に移住。石田朋子。
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