仕事と人生– tag –
-
人は労働を通して社会的存在になる ~カール・マルクスの哲学
人間は労働を通して社会的存在になる。社会的存在とは、自分一人の世界の中ではなく、人々との交流の中に生きているということである。労働者革命の一大潮流を生み出したカール・マルクスの名言を紹介。今マルクスを読むべき理由や思想についてのコラムです。 -
真珠と努力とライフワーク ~この世には、闇に落ちてはじめて分かる美しさがある
真珠は異物を抱き続けることで作られる。痛みや苦しみを抱くことに耐えられる人だけが作品を完成させることが出来るのだろう。自分が結晶させた真珠は、この世のどんな宝石にも勝る。真珠をテーマにした詩想を掲載しています。 -
酒場が僕の学校だった ~どこで学ぶかより、何を知りたいか
【酒場がぼくの学校だった】 バイロンという詩人が書きました。「酒場がぼくの学校だった」と。 文部省の作ったものを認可したものだけが学校なのではなく、ときには映画館が学校だったり、デパートが学校だったりすることもある。この5ページはぼくの考え... -
本田宗一郎の名言 『得手に帆を上げて』 ~好きなこと・得意なことで生きていこう
人生は「得てに帆あげて」生きるのが最上だと信じている。 だから今でも機会があると、若い人に得意な分野で働けといっている。 -
Stay hungry, Stay foolish スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ / Think diffrent, Make difference「違い」とは何か
hungryは貪欲に追い求めること、foolishは「良い意味での無知」と解釈した方が分かりやすい。Be(何ものかであること)よりも、Stay(そうであり続けること)の重要性を説いたスティーブ・ジョブズの伝説のスピーチを日本語字幕付き動画で紹介。Appleのキャッチコピーである『Think differnt, Make difference』に関するコラムと併せて。 -
熱意なくして道は開けず 植村直己『青春を山に賭けて』
五大陸最高峰を制覇し、日本人で初めてエベレスト登頂に成功した冒険家・植村直己氏の自伝を紹介。日本国民に愛された冒険家の素顔はシャイで、ひたむきで、大変な努力家だった思い出と併せて。 -
子供の能力を商品化する大人 ~やりたい事は社会との関係性を持つことにある
大人が子どもの能力について考える時、『商品化された能力』を意味することが多い。「自分が今やりたいことが何かということを知ってることは、ある意味で、自分が社会との関係を持ってのことであって、自分が何もスペシャリストになることではない」 -
『他人の成功談はおとぎ話だと思いなさい』中島義道氏の人生相談より
戦う哲学者の中島義道氏に言わせれば『成功した人は何でも語りたがりますが、その成功談はおとぎ話程度の役にしか立ちません』。なぜって、あなたの前に道はなく、あなたの後にも道は無いからです。 -
決意より信念を維持する方が難しい 《新約聖書より》
あなたたちは、光に照らされた後、苦しい大きな戦いによく耐えた初めのころのことを、思い出してください。 あざけられ、苦しめられて、見世物にされたこともあり、このようなめに遭った人たちの友となったこともありました。 実際、あなたたちは捕らえら... -
人間が大事なのか、商品が大事なのか ~ 共産主義思想が誕生した歴史的背景 人と思想『マルクス』小牧治
マルクスの思想の真髄は労働者が資本主義社会における立ち位置を理解し、高い社会意識をもって仕事に取り組むこと。労働者が人として尊重され、各自の能力が社会に活かされる点にある。私たちは日常のささやかな改革を行うことで、自身も周りも幸福にすることができる。それが革命やイデオロギーよりも大切なマルクスの願いである。
12