Pops & Rock– tag –
-
ルパート・ホルムズの『ヒム』 邦訳と70年代 AORの思い出
ルパート・ホルムズのヒット曲『ヒム』はサビの部分が印象的な70年代AORの代表曲。「二人の男に一人の女」の状況を描いた歌詞の邦訳と「Partners in Crime」「Answering Machine」を動画とSpotifyで紹介。AOR時代と現代の音楽事情に関するコラム『美しいメロディは何所へ?』と併せて。 -
愛する女を箱詰めに 映画『ボクシング・ヘレナ』が描く性と所有 /『エニグマ』サッドネス
女性恐怖症から性的不能となった外科医ニックは愛するヘレナを振り向かせる為、手足を切断して自宅に閉じ込める。最初は拒否していたヘレナも心を開くようになる。【コラム】性は心と体の結びつき~性的不能でも優しく尽くせば。ラブシーンに使われていたエニグマの『サッドネス』と併せて。 -
誰が何を言おうと自分らしくあることだ『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』 スティングの一押し!
Be yourself no matter what they say 誰が何を言おうと自分らしくあることだ。ニューヨークに暮らす英国人の心意気、異邦人の孤独や生き様がひしひしと伝わってくるスティングの傑作。ブランフォード・マルサリスのサックスが都会の淋しさを醸しだし、Jazzyな曲調に仕上がっている。 -
ソウルな歌唱とは自我の発露 ~ジェニファー・ハドソンの歌唱が素晴らしい 映画『ドリームガールズ』
女性グループ『ザ・ドリームス』を売り出す為、プロデューサーは実力派のエフィをセンターから降ろし、美人のディーナをリードに据える。エフィは傷つき、落ちぶれるが力強く再起する。ジェニファー・ハドソンの歌唱が素晴らしい音楽映画の傑作。コラム『ソウルな歌唱とは自我の発露』。 -
父の死を見つめて スティングの『ソウル・ケージ』&『ワイルド・ワイルド・シー』
親とは自分が辿る道であり、死んでも切り離せぬ宿命でもあります。 父親をモチーフにしたスティングの新作『ソウル・ケージ』は、ロックバンド『ザ・ポリス』の頃のやんちゃな姿や、その後のJazzyな路線とは全く異なり、死ぬまで小さな港町ニューキャッス... -
愛憎と虐待の間 母親への屈折した感情を歌うエミネムの『Cleanin' Out My Closet』
生みの母への屈折した感情を歌ったエミネムの代表作。「あんたを傷つけるつもりはないし、泣かせたいわけでもない。でも、心のクローゼットの中身をぶちまけずにいないんだ」と愛憎を吐き出す歌詞と幼少時の虐待を描いた動画が生々しい。毒親に関するコラムも添えて。 -
Dornik(ドーニク)透明な美声のR&Bシンガーを全力で応援するページ
マイケル・ジャクソンを彷彿とするような美しい高音に都会的なサウンド。知名度こそ低いが、Dornikの音楽には『センス』という魂の核がある。スロージャムやSmooth Jazz Vocal に興味がある人は必聴のアルバムです。 -
『Remember The Time』 マイケル・ジャクソンの何がそんなに凄かったのか
ミュージックビデオの存在意義を根底から覆した名作『スリラー』に続くマイケルの最高傑作。古代エジプトをモチーフとした黄金づくしのセットとエキゾチックな群舞が素晴らしい。エディ・マーフィー、マジック・ジョンソンのゲスト出演も豪華。 -
宇宙の果てからコニャニャチハ シンセポップ『The Rah Band』と『Clouds Across the Moon』
20世紀の鬼才リチャード・アンソニー・ヒューソンが結成したシンセポップ・グループ The Rah Bandの『Clouds Across the Moon』は宇宙的な広がりを感じさせるヒット曲。恋人同士が地球と火星に離ればなれで単身赴任するポエムを掲載。コラム『音楽にもシナリオは必要』と、その他の名曲をYouTubeとSpotifyで紹介。 -
世界最強の美尻ミュージックVIDEO『Alex Gaudino * Destination Calabria』
【世界最強の美尻ミュージック アレックス・ガウディーのの『Destination Calabria』】 日本でも人気があるのでしょうか、アレックス・ガウディーノ。 下記の記事にもあるように、2007年にリリースされた、比較的古い楽曲ながら、YouTubeでもぶっちぎりの...