自立について– tag –
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寺山修司の『時速100キロの人生相談』~高校生の悩みに芸術的回答~
寺山修司が高校三年生の悩みや意見に芸術的に回答する珠玉の人生相談。当たり前のことを当たり前のように書かず、斜め横から真実を突き刺すような喩えが素晴らしい。 -
寺山修司の『ポケットに名言を』 言葉を友人に持ちたいと思うことがある
「言葉を友人に持ちたいと思うことがある。それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だということに気がついたときにである」寺山修司の好きな言葉のコレクション。コラム『言葉を友人に持ちたいと思うことがある / 言葉をジャックナイフのようにひらめかせる / シャツでも着るように軽く着こなしては、脱ぎ捨ててゆく / 旅路の途中でじぶんがたった一人だということに気がつく時』 -
「自殺する」ということ
『足が窓から離れた一瞬時、不意に別の思想が浮かび、雷光のように閃いた。世界は明るく前途は希望に輝いている。断じて自分は死にたくない。白いコンクリート。避けられない決定。これより恐ろしい空想はない』。荻原朔太郎の詩「絶望の逃走」をモチーフに、救命救急の現実と人間そんな簡単に死ねるものではないというコラム。 -
孤独とは慣れるのではなく、利用するもの 寺山修司の小説『ああ、荒野』より
孤独な老人の話を誰が積極的に聞きたいと思うだろう? 一人の時間と空間を大切にして、自分の内なる世界を楽しもう。寺山修司の小説『あゝ、荒野』の名言をモチーフにした心のコラム。 -
「オタク」と「ザイタク」をごっちゃにしないで~
Record Chinaさんで、「近頃の大学生がオタク化して困ってます」的な記事が配信されていたので、「意味不明な世界観にどっぷり浸かって、一般社会の普通人と話が噛み合わなくなっている」という状況なのかしら、と想像していたら、ちゃうちゃう、内向き志... -
毒親にさよなら! 娘の自立を励ます映画『塔の上のラプンツェル』
塔に閉じ込められたラプンツェルは、外に出ることも、外の世界を知ることも禁じられます。母ゴーテルは「お前のため」と言い聞かせ、ラプンツェルを支配しようとします。そこに盗賊のフリンがやって来て、ラプンツェルはついに外の世界に飛び出し舞うが、「支配する毒親」と「支配される子供」の葛藤と自立を描いた良作。画像と動画を添えて解説します。 -
抜け出す意思のある者だけが抜け出せる 不遇と幸運の境目 映画『8 Miles』
貧困層と富裕層を分ける8マイル境界線の内側で、生活力のないシングルマザーと幼い妹とトレーラーハウスで暮らすラビット。ライムを作る才能に恵まれながらも、惨めな境遇から抜け出す術を持たない。初めてのラップコンテストで敗北しながらも、ノートにライムを書き綴り、本気で8マイルの外に抜け出す意思を固めていく。不遇にあえぐ若者への力強いエールでもある。 -
自分を恥じない ~親とは違った人生を歩もう
自分を恥じているからといって、あなた一人が特別劣っているわけではないですし、過っているわけでもありません。一人の社会人として真っ当に生きている限り、あなたは自分を恥じることなどないのです。まずは自分自身を許して、愛することから始めてみませんか。 -
子供が家を出て行く日 ~自立したい子ども VS 自立させたくない親
思春期の子どもの自立と親子関係について綴るシリーズ記事です。自立を望む子供の心理と生き方のヒント、反抗期の子供と向き合うコツを掲載しています。 -
大学には行った方がいいの?
【大学には行った方がいいの?】 最近、高額な奨学金返還が問題になっています。 「とりあえず大学に行った方がいい」という考えで奨学金を借りたものの、返済が重くのしかかり、日々の暮らしはもちろん、将来の見通しも立たず、経済的にも精神的にも追い... -
十七歳のオイディプス 「親 死ね」「親 殺す」の正体
十七歳は、世の中のこともよく知らず、心を処す術も知らない、オイディプスと同じです。若いエネルギーを持て余し、自分らしく生きる道を渇望しています。では、彼らがこの葛藤を克服し、成熟した大人になるには、どうすればいいのでしょうか。子供たちの「親志ね」「親殺す」という感情には理由があります。 -
十八歳の決断 人は二度生まれる ~いかに親から離れて自立するか~
フランスの思想家、ジャン・ジャック・ルソーの名言に「人は二度生まれる。一度目は存在するために。二度目は生きるために」というものがあります。心身ともに成長し、『自分』というものが頭をもたげてきた時、親を乗り越えて前に進むか、生涯、無力感や無能感にとらわれて人生を棒に振るか。そこが大きな分かれ目です。