クラシック音楽– tag –
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アニメ『ファンタジア 2000』『すずの兵隊さん』とショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第2番
クラシックの名曲にのせてディズニーのキャラクターが寸劇を演じるアニメ『ファンタジア』の中でも、ひときわ美しい『すずの兵隊』のエピソード。片足の兵隊は踊り子に恋をするが、邪悪なピエロに邪魔されて、窓の外に吹き飛ばされてしまう。アンデルセンの原作とは異なり、ディズニーらしいハッピーエンドが心に残る名作を動画で紹介。 -
映画『敬愛なるベートーヴェン』と交響曲第9番「合唱付き」~世界で一番幸せな人は初めて第九を耳にした聴衆
難聴に苦しむベートーヴェンと彼を補佐する写譜師アンナの心の交流を描く伝記映画『敬愛なるベートーヴェン』より第九交響曲初演のエピソードを紹介。第九が作曲された背景とシラーの原詩の日本語訳、ドイツ語の読み方、合唱のコツ。「世界で一番幸福なのは初めて第九を耳にした聴衆」というコラム。 -
オルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』 Fortuna Imperatrix Mundi おお、運命の女神よ
オルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』Fortuna Imperatrix Mundi -おお運命の女神よ の日本語訳とオイゲン・ヨッフム、小澤征爾の名盤を紹介。運命にまつわるコラム、ヴェルディの『怒りの日』と併せて。 -
芸術とは己の極限を目指すこと 映画『Shine』とラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番
幼少時から類い希なピアノの才能を発揮したデヴィッド・ヘルフゴッドはラフマニノフの大曲《ピアノ協奏曲第三番》に魅せられ、猛特訓の末、栄冠を手にする。心を病んだデヴィッドは精神病院に入院するが、ギリアンの愛と支えによって再び舞台に返り咲く。実在のピアニストの人生をベースに美しい音楽を絡めて描くドラマを動画とSpotifyで紹介。コラム『芸術家は自分の魂を削って、創作物を作る』 -
楽劇『ジークフリート』 あらすじと創作の背景
複雑なパーソナリティを有する天才ハッカー、リスベットは、虚偽の汚名を着せられたジャーナリスト、ミカエルと組んで、大富豪から依頼された少女失踪事件の解明に挑む。謎解きよりもリスベット・サランデルというキャラクターの造形に情熱が感じられる秀作。 -
楽劇『ローエングリン』 音楽解説 ~ルネ・コロ&カラヤン指揮 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1982)
昭和のワーグナーブームの立役者となったヘルデン・テノールの名手ルネ・コロの『ローエングリン』と、ザルツブルグ音楽祭をめぐるカラヤンとの対立をライナーノーツから紹介。貴重な舞台映像をYouTubeやSpotiryで。コラム『オペラもビジュアル時代』と併せて。 -
ワーグナー 楽劇『ローエングリン』 あらすじと昭和の名盤 ペーター・ホフマン
【楽劇『ローエングリン』の概要】 ワーグナー 苦節と栄光 楽劇『ローエングリン』は、ドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナーの代表作で、1845年8月より台本のスケッチを始め、1848年3月に完成しました。 ブラバント公国の姫君エルザは、将来、国の後継... -
音楽と子供の想像力が出会う時 サン=サーンス『動物の謝肉祭』(レナード・バーンスタイン)
愛らしい動物を名曲アレンジで綴る組曲『動物の謝肉祭』の魅力をSpotifyとYouTubeで紹介。ナレーション入りのバーンスタイン盤は子供向けシンフォニーとしてもおすすめ。サン=サーンスの代表曲『死の舞踏』『白鳥』をシャルル・デュトワ指揮 モントリオール管弦楽団のCDより紹介しています。 -
ロシア人のドタバタ珍道中とノスタルジーを描く 音楽映画『オーケストラ!』
ボリショイ交響楽団の名指揮者アンドレイはブレジネフ政権のユダヤ人演奏家排斥を拒否して、掃除夫に降格される。ある時、パリ・シャトレ座からの公演依頼を目にしたアンドレイは昔の仲間を集めてパリに乗り込むが、バイオリニストのアンヌ=マリーの間に秘められた過去があった。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲をテーマにロシア人の珍道中を描くハートフル・コメディの傑作を動画で紹介。コラム『過ぎ去った時代へのノスタルジー』 -
個性とは自分を表現する強さのこと / 独りよがりな才能は人生を毒する ~TVドラマ『のだめカンタービレ』
ピアノ科のエリート音大生・千秋真一は指揮者になりたいが、周囲に理解されず、飛行機恐怖症で海外留学も叶わない。のんびり型ののだめや個性的な仲間と交流するうちに心を開き、自分らしい生き方を見出す。コラム『努力とは現実と向き合う勇気』『『楽譜通り』の上に個性も生きる』など。