淋しい人の心に響く詩 ~Respiration 心が息をするように

『Respiration』とは「呼吸」の意味です。

心が息を吐き出すように綴った詩を掲載しています。

目次

darkness 闇もまた優しい -Respiration Ⅰ-

陽が当たりそうで 当たらない
そんな暗闇を生きている

生きることに意味があったのは
言葉も知らぬ 無垢な頃

何が私を変えたかは
もう遠い昔のことなので
語る気にもなれない

せいぜい
渇いた道すがら
蜃気楼のように
夏の陽を思い出すぐらいで

…そうして私は 幾度も闇に落ちる
悲鳴など上げもせず
落ちて行く

闇もまた優しい
すりきれた私には

希みを持つことも
忘れさせてくれる

ピアノの演奏 音を表現するということ

The Moon -Respiration Ⅱ-

月が私を見ている
赤い歯を剥き出しにして
何をそんなに笑うことがあるの
私は今日を生きるのに精一杯・・

私もお日様になりたかった
明るく世界を照らす陽に

だけど私は凍てつく夜の影
自らは輝けぬ星
光を投げかけられねば
生きて行けない

カーテンの隙間から
月が見ている
ソファ横たわる私の姿を
涙に濡れた冷たい寝顔を

【詩】 Respiration 心が息をするように ~淋しい人のために

私はあなたの心に映る影

どうぞ、私の言葉の上を通り過ぎてください。

私は名前もなく
実体もなく
あなたの心に映る影だからです

どんな風にでも解釈してください

怒り
戸惑い
嘆き
羨み

それは私の感情ではなく 
あなたの感情だからです

そして、あなたの感じたことを大切にしてください

あなたが私の言葉に何かを感じた時
私が初めて姿を現すからです

私はあなたの心に映る影

Angel ~嘆きの天使~

人を信じ、世界を慈しみながらも
その裏側で
世界など滅んでしまえばいいのに、と願う

Angel
誰よりも人間を知るが故に
人々の幸せを願いながらも
ノアに方舟を作らせ
地上を水で洗い流した神様の気持ちが
よくわかる

Angel
誰よりも人間を信じるが故に
時に裏切られ
時に失望しながらも
人を愛さずにいられない

彼ら 御使いの白い翼は
とおに擦り切れてしまったというのに

Angel 嘆きの天使

淋しい祈り

悲しすぎる夜
私は力なく神の門をたたく

それで明日が
変わるわけではないけれど

誰かの耳には 
聞き届けられるような気がして

Too Sad 空しい祈り

言葉

言葉は 時に 病的に
私に襲いかかる

だけど それは
私がPure だからではなく
泥も光も あわせ持った
生々しい生き物だから

ここではない何処か
この世を離れた何処かへ
今すぐ飛んで行こう
心が新しいうちに

言葉が死なないうちに

誰かにこっそり教えたい 👂
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