Novella(ノヴェラ)は、映画・音楽・書籍のレビュー、恋と生き方のエッセー、SF小説の読み物サイトです。
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成就の秘訣は『根気・本気・運気』 フジ子・ヘミングの『運命の言葉』より
波瀾万丈の人生で知られるピアニスト、フジ子・ヘミング氏の著書より名言を紹介。 氏の「正直に生きる」という信条をテーマにしたコラム。 -
『北斗の拳』名言集 ~『兄弟ならば違う道を歩め』『きょうだいは平等に愛せるか』『ラオウが教えてくれたこと』
ラオウ、リュウケン、ユダ、ケンシロウらのお気に入りの台詞を紹介。兄弟喧嘩をテーマにしたコラム『兄弟ならば違う道を歩め』『きょうだいは平等に愛せるか』『ラオウが教えてくれたこと』を掲載。 -
『かもめのジョナサン』と群れを愛そう ~孤高と孤立の違い
かもめのジョナサンは漁港と岸の間を往復する生き方に疑問を抱き、一人で極限速度を目指して群れから追放される。やがてジョナサンは飛行法を極め、最高の生き方を伝授したいと願うが、群れに無視される。一方、ジョナサンに共感する弟子たちは彼を神祖と崇め、間違った方向に突っ走る。現代の自己啓発ブームの先が駅となった小説を五木寛之が鋭く分析。本作の危うさと若者心理に関するコラム。 -
主よ 私を平和の道具にして下さい 映画『15時17分、パリ行き』
パリ行きの高速鉄道で起きたタリス銃乱射事件に居合わせた青年三人は小学校時代から落ちこぼれだった。軍人となったスペンサーは自らの役割を見出し、心身を鍛えながら、天の道具として能力を生かせる機会を待つ。キリスト教精神に支えられた青年たちの心の成長と活躍を描く人間ドラマ。コラム『なぜ死ぬことによって永遠の命を得るのか』『天命に生きる意味と信仰の奇跡』『キリスト教精神と無我の境地』 -
「時は金なり」「貧乏ヒマなし」 人生とは時間そのもの 映画『TIME/タイム』
科学技術の進歩により、人間の肉体は25最で止めることが可能になった。多くの人は生きる時間を得る為にあくせく働き、富裕層は若く美しいまま生き長らえることができる。『時は金なり』を体現するユニークなアクション映画。コラム『時間の使い方で人生の価値が決まる』 -
人生とは霧の中を走るが如く 映画『ミスト』(スティーヴン・キング原作)
霧の中に奇怪な生物が現れ、人々が襲われる。スーパーに閉じ込められたデヴィッドとビリーは必死で逃走を図るが、一人また一人と命を落とす。疑心暗鬼に陥る人々の心理面にフォーカスした恐怖ドラマ。不条理なエンディングは映画史に残る衝撃である。コラム『人生とは霧の中を走るが如く』と併せて。 -
楽天こそ才能 インドの教育熱と前向き思考を描く青春映画『きっと、うまくいく』
インドの工科大学に学ぶ3人のルームメイトの生き様を通して、過熱教育や競争社会の弊害を描くコメディ映画の傑作。『すべてうまくいく』の楽天思考で生き抜くランチョーの姿が印象的。ダンスあり、ギャグありのエンターテイメントでありながら、ビジネスと学術のグローバリズムについて考えさせられる良作。コラム「自己肯定感の低下は高い能力も腐らせる」「楽天性を身に付けるのは難しい」「悲観的な秀才10人より、楽天的な凡人100人の方がいい仕事ができる」 -
老兵は死なず、ただ消え去るのみ 映画『グラン・トリノ』と年寄りの居場所
年老いて社会からも家庭からも居場所を失ったウォルトの前に現れたのは、移民でモン族の心優しい青年タオだった。ヤングマフィアに絡まれるタオを救うべく、ウォルトがとった行動は意外なものだった。世代間ギャップと高齢者の心情を描いた良作。コラム「ウォルトはナルシストなのか? 居場所を失った老人と再生」 -
人生に大切な三つの『 L 』とは Lord(道) Love(愛) Life(人生)
ヘブライ語で EL と書けば、「至高者=神」表わします。LORD = 主、道、指導者。LIFE = 生命、人生、生活。LOVE = 愛の象徴。LOVEから生まれ、LOVEに支えられるのがLIFEです。人間が生きていく上で一番大切なこと、それは自分が望まれてこの世に生きていると確信することです。 -
人生もドライブの如く 心にしみるヒューマンドラマ 映画『しあわせへのまわり道』
【映画『しあわせへのまわり道』】 作品の概要 しあわせへのまわり道 - Learning to Drive (運転を学ぶ。自動車教習の意味) 主演 : パトリシア・クラークソン(ウェンディ)、ベン・キングスレー(インド系の教官・ダルワーン) しあわせへのまわり... -
戦時下の愛憎が埋まる 地雷の地 映画『ヒトラーの忘れもの』
デンマークの海岸に埋設された大量の地雷撤去を命じられたドイツの捕虜と少年兵。それを監督するデンマーク人のラスムスン軍曹の心情を描く良作。デンマークらしい、詩情あふれる海の風景が非常に美しい映画である。#1000文字 映画評 -
人生は求めるところから始まる
人間の生き方には三つある。 肉体で生きる、心で生きる、魂で生きる。 どれも大事、どれも難しい。 でも、一番、偽ってはならないのは、自分の魂。 「心」の「魂」の違いはナニ? と聞かれたら、なかなか説明が難しいのだけど。 心で感じる以上に、もっと...
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結婚して「心が自由になる」ということ ~池田理代子の漫画『セイリング』
典子はエリート公務員との結婚が決まっていたが、結婚に少しも幸せに感じない。飲み会で知り合ったフリーカメラマンの香山に心惹かれ、ロッド・スチュワートのヒット曲『セイリング』を聞きながら、自由とは心を解き放つことだとさとる。結婚と心の自由に関するコラムと併せて。 -
男の人から愛しているといわれたこともなくて 30代独女の葛藤を描く 池田理代子の短編『ウェディング・ドレス』
銀座のオートクチュールに勤めるベテランの徳子は、ほのかに憧れていた後輩の兄から「婚約者のウェディングドレスを縫って欲しい」と依頼される。ミシンを踏みながら、「男の人から愛していると言われたこともなくて……」と涙を流す徳子の姿に共感する女性も多いと思う。結婚と独女の生き方に関するコラムと併せて。 -
自分らしい出会いを大切にしよう
好きな人と結婚できれば「成功」と思い、失恋したり別れたら「失敗」と思う。結婚できなかったら負け組なのでしょうか。恋愛の意義は、人の心を知り、自分の生き方を見つめ直す点にあります。幸せな恋愛とは、どれほど心の体験を重ねたかで決まります。 -
恋は美しく ~ロマンチックな気持ちを大切にしよう
恋とは、本来、美しいものです。 長く付き合えば、嫉妬、怒り、不満など、醜い感情も湧いてきますが、人を恋い慕う気持ちは、月の光のようにロマンティックなもの。 美しい情感を抜きにして、デートやメッセージを迫っても、二人の間には何のロマンスも生... -
愛のために努力するのは幸せなこと
いつだったか、国際結婚や国際恋愛をテーマにした掲示板で、ブラジルの男性が、「家族の猛反対を受けて、勘当寸前です」と訴えている女の子に対して、 「日本の家族は冷たすぎる。家族というのは、外の世界でどんな辛い事があっても、最後まで温かく迎えて... -
恋は真剣であるほど、自分を変えるチャンスになる
「現実の人間関係」とは、気持ちや考えが行き違い、怒ったり、疑ったり、傷つけ合ったりすることです。どれほど優しい相手でも、決してあなたの思う通りにはなりません。真実の愛は、相手の意見に耳を傾け、過ちを許し、あるがままの相手を受け入れる中で育まれます。 -
人は自分が決心した分だけ、幸せになれる ~求める気持ちが人生を変える
恋人がいないから、苦しいのではなく、恋人がいない自分を嫌っているから苦しいのです。結婚できないから、みじめなのではなく、結婚できない自分を卑下しているから、みじめに思うのです。否定的な気持ちで幸せを待っていても、幸せは訪れません。まずは自分自身に「幸せになる!」と宣言することから始まります。 -
恋の『限界』を知る ~別れたって、いいじゃない
別れ=失敗と思い込んでいる女性も少なくないですが、相手に愛されなくても、一人ぼっちになっても、あなたという人間の価値は変わりません。たまたま、その相手とは縁がなかったか、相性が悪かったのかもしれません。恋の限界を認めることが新しい道を見つける手がかりとなります。終わった恋にいつまでもしがみついても、未来はありません。 -
『別れ』を脅し文句にしない
問題が生じる度に別れを口にし、相手に罪悪感をもたせ、自分の思う通りにコントロールしようとするのは一番間違った愛し方です。最初は脅しに成功しても、あなたの打算が分かれば、相手の気持ちも冷めて、信用も失われるでしょう。 -
『結婚』は自分に宣言することから始まる。
最初は照れくさいかもしれませんが、まずは自分に宣言しない限り、何も始まりません。願いが強ければ強いほど、あなたの意思を突き動かし、少しずつ日常を変えていきます。「運命の出会い」はその先にあります。 -
出会いが欲しければ、隣の席は空けておく ~一人で行動しよう
男性が声をかけやすいのは、女性が一人で居る時です。いつも仲間とべったり、女子同士で騒がしくしても、男性はますます近寄りがたく感じます。いい出会いが欲しければ、必ず隣の席は空けておくこと。ガードの堅い女性も少なくないですが、本当にいい出会いが欲しければ、精神的にも物理的にも相手が入り込むスペースが必要です。 -
恋する瞳 人はなぜ眼差しに惹かれるのか ~アンドレの「濡れてきらめく黒曜石の瞳」
視神経は大脳に直結するため、心に思ったことがダイレクトに現れます。ベルばらではオスカルが「濡れてきらめく黒曜石の瞳」とアンドレへの恋心を語ります。小説『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラの「星のようにふちどるまつ毛」をモチーフに、目の魅力について語るコラム。
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子育てとは、子供時代をもう一度生き直すこと 映画『ファインディング・ニモ』
「親になるということは、子供の気持ちと、親の気持ちと、両方わかることなんだ」アンドリュー・スタントン監督の言葉をテーマにした子育てコラムを掲載。映画のあらすじと見どころを併せて。 -
本当の『鬼畜』は誰? 松本清張の描く「子捨て」と「子殺し」
愛人と生活費で揉めた宗吉は三人の子どもを押しつけられ、妻・お梅の怒りを買う。途方にくれた宗吉は子どもを捨てることを思い付く。宗吉とお梅も人面獣心の鬼畜かもしれないが、幼い三人の子どもを置き去りにした愛人・菊代はどうなのか。松本清張の小説の抜粋と併せて紹介。 -
可能性の幅を広げる ~助言は具体的に
「可能性の幅を広げる」というと、あれもできる、これもできる、みたいに能力を上げることだと勘違いする人もありますが、実社会における可能性とは「Aがダメなら、Bがある」という臨機応変さをいいます。スポーツ選手でも、身体の故障を機に、指導監督... -
『家出のすすめ』は自立のすすめ
【『家出のすすめ』は自立のすすめ】 他人の母親を盗みなさい。 これがわたしの最初の提言です。 《家出のすすめ》 角川文庫 これがかの有名な『家出のすすめ』の最初の一文だ。 良識ある人が見れば、「母親を盗むとは何事か!」とさぞかしお怒りになるか... -
『仮面親子』 本当の自分を見せるのが怖い親と本当の自分を見せられない子供
「自然体になれない」「普通が、どういうことか分からない」という親は、本当の自分を見せたら子供に嫌われるという気持ちが人一倍強いのかもしれません。それは裏返せば、自分がそういう親を蔑んで、今も許してないからではないですか? 本物の親子とは何なのでしょう。 -
子供の自立と親の心構えに関する覚え書き
まず第一に、一つ屋根の下で暮らすのが無理だと感じたら、物理的・精神的に距離をおくこと。 親が憎い、親から離れたいという気持ちに罪悪感をもたないこと。 また、離れようとする子どもに対して、裏切られたとか、自分を否定されたとか思わないこと。 親... -
愛する人の死と共に生きる
世の中で一番辛いのは愛する人を亡くすことです。 病気ももちろんそうですが、災害、事故、突然血管が破裂するような急性疾患など、思いもよらぬ形で失えば、いつまでも納得がいかず、時に、怒り、恨み、失望し、常人には理解できないような心理状態に陥る... -
子供が家を出て行く日 ~自立したい子ども VS 自立させたくない親
思春期の子どもの自立と親子関係について綴るシリーズ記事です。自立を望む子供の心理と生き方のヒント、反抗期の子供と向き合うコツを掲載しています。 -
「大人になる」ということ ~親もまた”人間”と気付く時~
子どもはある年齢に達したら「大人になる」わけではありません。経済的に自立しても心の自立に失敗する人はたくさんいます。心の中にいつまでも「幼い自分」を残したまま親への恨み辛みに固まっていると、考え方も偏屈になり、人間関係や仕事にも影響するようになります。 -
ダメ親も成功のモチベーション ~立派で優しい親が子供を幸せにするとは限らない
立派な親が必ずしも子供に良い影響を与えるとは限りません。ダメ親だからこそ、反面教師にして、子供が賢くなることもあります。優しい親に甘やかされるより、冷たく突き放される中で育つ自立心もあります。大事なのは自分の人生と志です。ダメ親だからこそ、あなたは幸せになる必要があるのです。 -
『親を殺すか、自分が死ぬか ~現代の親殺しとオイディプスの幸せ道』のあとがき
あなたにとって、『自分の人生』とは、その程度のものでしょうか。どれほど苦しめられ、傷つけられても、自分で自分を不幸にするような罠にはまってはいけません。親孝行も尊いけれど、『自分で自分を幸せにする』ということも、同じくらいに大事です。 -
親の死を願っても、人生は変わらない
親の死を願っても人生は変わりません。親が変わることを願っても、親は死ぬまで変わりません。変えられるのは自分の気持ちと生き方だけ。無理に許す必要はありません。親の呪縛を逃れて、自分らしい人生を生き直してみませんか。
NOVEL

表面積の97%を海に覆われた惑星アステリアで稀少金属ニムロディウムが発見される。宇宙文明の根幹を成すレアメタルをめぐり特殊鋼の雄MIGと巨大企業ファルコン・マイニング社が火花を散らす中、潜水艇パイロットのヴァルター・フォーゲルは再起をかけて海底鉱物資源の採鉱システムの接続ミッションに挑む。胸に秘めた干拓型都市のアイデアは実現するのか。彼を慕うリズの恋は成就するのか。海洋社会の覇権をめぐる人間ドラマです。
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言葉の問題は自尊心を傷つける ~大切なのは自分自身を好きになること⑮ 発音異常をきっかけに息子は場面緘黙症になっていく。グンターは言葉の問題を治そうと躍起になるが、症状は悪化するばかりだ。オステルハウト先生のスピーチセラピーを知り、大切なのは子供が自分自身を好きになることと諭される。心のコラム『言葉とは、人間そのもの』、スキャットマン・ジョンと英国王のスピーチについて紹介しています。
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父が死んだのは運が悪かっただけ? ~生死を分けた数分の差深海で揚鉱管を繋ぐ接続ミッションを前に、ヴァルターは幼馴染みのヤンから父の最期を聞かされる。ほんの数分差で高波に呑まれたことを知ったヴァルターは激しく動揺し、運命の仕打ちに号泣する。
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プロの矜持とリーダーの決断 ~どんな状況であれ、ミッションを完遂せよヴァルターは深海での接続ミッションを前にテスト潜航を申し出るが、マネージャーらが予算を理由に難色を示す。現場の揉め事を知った上でアルが下した結論とは。コラム『リーダーの資質とは』と併せて。
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新しい職場と鏡恐怖症 ~薄れゆく父の面影アル・マクダエルに見出され、採鉱プラットフォームに再就職したヴァルターは初日から海に落ちてずぶ濡れになる。そんな彼を総務部長のマードック夫人は温かく迎え、ヴァルターも人心地つく。だが鏡恐怖症は相変わらずで、彼の傷ついた心は簡単に癒えそうになかった。


人類最後の聖域 TOWER に閉じ込められた8000人の市民と謎の感染症。ゲノム編集によって生み出されたアドナは最下階に暮らす謎のハスラーと設計図の謎を解き、市民を救済することができるのか。不老不死の秘術を求める遺伝子工学の鬼才エルメインと上階住民の野望に翻弄される主人公の愛と性を描く新感覚のSFファンタジーです。作品詳細はこちら。
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病原体の検出とGEN MATRIXのエラー⑪ アドナはゲマトリアンクォーツの前に佇みながら、改めて偉大な指導者であった『十二の頭脳』の死を悼む。ゲマトリアンクォーツもGEN MTARIXも使えない中、果たして病原体は検出できるのか。遺伝子センター所長のフロムはゲマトリアンクォーツの修復を試みる。
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生きよう。どれほど酷い目に遭っても、最後まで諦めるな。㉜ 軟禁されているスティンの元に傷だらけのアドナが転がり込んでくる。アドナはスティンに感染させることを恐れて遠ざけようとするが、スティンはアドナを優しく抱擁し、「生きよう」と力強く励ます。
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医療と救済 ~愛する人を助けてこその医療㊲ ITシステムの再起動で領内が停電したことからパニックになった市民が病院に押しかせる。ジュール医師は懸命に対応するが、体力も限界だ。そこにフロムがやって来て、上階の高機能病棟が空いていることを告げる。