意思は運命より強し 

人生には、予期せぬ出来事が数多く起こります。

良いこともあれば悪いこともあり、『運命』としか言い様のない不思議な巡り合わせを体験する人もあるでしょう。

中には、もらい事故や天災といった、努力や善徳だけでは避けられないものもあります。

そんな時、人は『運命』の一言で片付けようとしますが、人間の意思はかくも弱いものでしょうか。

全ては運命のなすがまま、成否も、幸不幸も運命が決めるというなら、何をやっても無駄、今日を生きることさえ無意味になってしまいます。

MORGENROODでは、自棄を起こした主人公が、意思もって生きることを放棄し、運命の舵に全てを委ねようとします。

生きるも、死ぬも、運命よ、お前の好きにしろ、という意味です。

しかし、運命に全てを委ねたところで、人間の意思まで無になるわけではありません。

生き続ける限り、人には希望があるし、やりたい事もある。

そこには意思があり、結局は、抗わずにいないものだと思います。

運命がどうあれ、意思もって生きる限り、流れを変えるチャンスもあります。

そういう意味で、意思は運命より強い……ともいえるのではないでしょうか。

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