漫画・アニメ– category –
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結婚して「心が自由になる」ということ ~池田理代子の漫画『セイリング』
典子はエリート公務員との結婚が決まっていたが、結婚に少しも幸せに感じない。飲み会で知り合ったフリーカメラマンの香山に心惹かれ、ロッド・スチュワートのヒット曲『セイリング』を聞きながら、自由とは心を解き放つことだとさとる。結婚と心の自由に関するコラムと併せて。 -
子育てとは子供時代をもう一度生き直すこと 映画『ファインディング・ニモ』
「親になるということは、子供の気持ちと、親の気持ちと、両方わかることなんだ」 アンドリュー・スタントン監督の言葉をテーマにした子育てコラムを掲載。 映画のあらすじと見どころを併せて。 【映画『ファインディング・ニモ』 あらすじと見どころ】 ... -
バレエ『スパルタクスの慟哭』 永遠のパートナー、レオン登場 / 自分を恐れる人に、いい芸はできない
~有吉京子の『SWAN』を観る(5) 心優しい草壁飛翔や柳沢葵とはまったくタイプの異なるレオンは強引な言動で真澄を振り回し、「誰だって腹の底には、強烈な自我を秘めているんだ。あんただってエゴイストなんだ」と真澄の秘めた自我を刺激する。レオンの踊る『スパルタクス』のソロや美しいパ・ド・ドゥを動画で紹介。コラム『自分を恐れる人に、いい芸はできない』と併せて -
真澄とレオンのバレエ『牧神の午後』 ~ジェローム・ロビンスとジョージ・バランシンの世界
有吉京子の『SWAN』を観る(9) モダンバレエという新たな踊りを前に、レオンと真澄の心はすれ違うばかり。真澄は心優しいルシィに惹かれるが、やはり自分のパートナーはレオンしかないと悟り、ジェローム・ロビンズの傑作『牧神の午後』に挑む。作品の詳細とプロフィール、ジョージ・バランシンの世界を動画で紹介。 -
カルラ・フラッチの『ジゼル』とモスクワの天才少女ラリサ・マクシモーヴァ ~水鳥のようなつま先(ポワント)
有吉京子の『SWAN』を観る(2)ボリショイ・バレエ学校の天才少女ラリサ・マクシモーヴァは京極小夜子にライバル心を燃やし、招待客の前で『ジゼル』の競演を提案する。ラリサの踊る一幕のソロを見て「カルラ・不ラッチ以来の天才だ」と称賛するエピソードを動画で紹介。『ジゼル』の物語と上演の歴史と併せて。 -
バレエ『眠りの森の美女』の物語と見どころ / 体力的にきついオーロラ姫の踊り
有吉京子の『SWAN』を観る(3)チャイコフスキーの名作『眠りの森の美女』の物語と見どころを動画で紹介。オーロラ姫の可憐な演技とは裏腹に、プリマにとっては体力的にきつい演目で知られています。最大の見せ場である『グラン・パ・ド・ドゥ』『バラのアダージョ』『リラの精の踊り』などを紹介。 -
バレエ『火の鳥』の物語 / マーゴ・フォンティーン「技の良し悪しよりも、印象に残る踊りが大事」
有吉京子の『SWAN』を観る(4) ロイヤルバレエ団のホープ、シドニー・エクランドは真澄にライバル心を燃やし、炎のような『火の鳥』を踊って見せる。稽古場を訪れた名プリマ、マーゴ・フォンティーンは二人の踊りを鑑賞し、「良いとか悪いとかではなく、”印象に残る”のです」と真澄を評価する。 -
レオンと真澄の『ドン・キホーテ』 二人で作るバレエと人生 ~パートナーシップとは
有吉京子の『SWAN』を観る(6) バレエコンクールで、パートナーの失敗から、自分の踊りも駄目になったシドニーの悲劇を目にして、真澄はパートナーについて真剣に考えるようになる。そんな真澄の前に現れたレオンは『ドン・キホーテ』を得意とし、真澄と息の合った踊りを披露する。『ドン・キホーテ』の物語と創作の背景を動画で紹介。コラム『二人で作るバレエと人生 ~パートナーシップとは』 -
真澄のバレエが変わった『愛の伝説』と振付師ユーリー・グリゴローヴィチ
有吉京子の『SWAN』を観る(7)真澄と葵は『愛の伝説』のパ・ド・ドゥに取り組むが、役柄に感情移入することができない。名振付家のセルジュ・ラブロフスキーは「人に譲れる恋なら本物ではない」と諭し、真澄は踊りに心を解き放つことを学ぶ。ボリショイ・バレエの振付家ユーリー・グリゴローヴィチのプロフィールと併せて。 -
モダンバレエとルシィの『ボレロ』 ~ジョルジュ・ドンとモーリス・ベジャールの魅力
有吉京子の『SWAN』を観る(8) 名振付家ジョージ・バランシンの元でモダン・ダンスに取り組むが、クラシックとの違いに戸惑う真澄に、ルシィは「モダンには感情表現が無いだって? 君はモダンをまったく理解してないよ! モダンほど自分を表現できる踊りはないのに」とモーリス・ベジャール振付の『ボレロ』を踊って見せる。ベジャールの世界を体現した伝説のダンサー、ジョルジュ・ドンの名演を動画で紹介。