自分を恥じているからといって、あなた一人が特別劣っているわけではないですし、過っているわけでもありません。一人の社会人として真っ当に生きている限り、あなたは自分を恥じることなどないのです。まずは自分自身を許して、愛することから始めてみませんか。
かけがえのない あなたの個性を大切に
「ひとりでいるということは、人とちがうということで、人とちがうということは、ひとりでいるということです」と、スザンヌ・ゴードンはいいました。 彼女は、人間の最大の恐怖のひとつである「孤独」をうまく表現しています。...
子供が「死にたい」と言った時の覚え書き ~死ぬなと言うより、好きと言って欲しい
子供が「死にたい」と言った時、周りの大人はどんな風に対応すればいいのか。『大人の自殺と子供の自殺は違う / 子供はなぜ「死にたい」と言うのか / 子供が「死にたい」と言ったら、まずは「ありがとう」 / 「死ぬな」と言うより、「好き」と言って欲しい / 死にたい子供は、優しい子 /...
心の問題は何度でも克服する
心が再び呪いに囚われかけても、自分のことを弱いとか卑怯とか責めてはいけません。長い間、苦しんできたのです。そう簡単に影は追い払えません。それでも歩みを進めれば、だんだん心も強くなります。
『汝自身を知れ』ーなぜ『自分』を知らないといけないの?
『汝自身を知れ』という有名な言葉がありますね。 アポロンの神殿に刻まれた古代ギリシャの格言には様々な解釈があり、「そんなこと言われなくても、自分のことは私自身が一番よく知ってるワ!」という方も少なくないかもしれません。 それにしても、なぜ「他人」ではなく「自分」なのか?...
「傷ついた」「上から目線」に逃げない
人にキツイことを言われた時、「傷ついた」「上から目線」と、言った相手を非難する人、けっこう多くないですか? たとえそこに幾らかの真実が含まれていたとしても、「私の心が傷ついた」「あなたの物言いは上から目線」と言えば、言われた方より、言った相手の方が断然悪くなるのですから、便利ですよね。...
自分を見つめる・自分を知る ~自分自身を理解することが幸せへの第一歩
親と対決するにあたって一番大切なのは、『自分を知る』ということです。闘う前に、自分はどうしたいのか、何が欲しいのか、とことん考えて、自分という人間を理解しましょう。愛が欲しければ、愛のある方へ。自由が欲しければ、自由のある方へ。求めるものを堂々と目指しましょう。
毒親に苦しんだあなただからこそ、出来ることがある ~書籍『親の死を願う子供たち』のあとがきより~
乗り越えたと思ったら、また新たな問題が持ち上がり、何度でも、何度でも、どん底に叩き落とされる。その度に、人の倍ほど苦労して、理不尽に感じることもあるかもしれません。親子関係の傷も、一生抱えて生きていくことになるかもしれません。それもまた、あなたの人間的な能力の一部です。
自己無価値観のある子供に教育は響かない
看護でも、根底に自己無価値感のある患者さんへの療養指導は響かないことが多いです。「煙草は止めましょう」「一日一回は筋力トレーニングをしましょう」とすすめめても、生きる気力のない人はウンウンと頷くだけで、TVドラマのヒロインみたいに必死にリハビリしたり、食事に気を付けるようなことはありません。病気で...
言葉とは人間そのもの ~スキャットマン・ジョンと『英国王のスピーチ』
人は言葉によって、自身の考えや欲求や感情を表し、相手に伝えることができます。 その逆もしかり。 一言といえど、そこには、発した人の心があり、動機があります。 言葉とは、全人的な存在なのです。 もし、何かの原因によって、言葉に不自由が生じたら、人はどんなストレスを感じるでしょうか。...