人生は求めるところから始まる

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人間の生き方には三つある。

肉体で生きる、心で生きる、魂で生きる。

どれも大事、どれも難しい。

でも、一番、偽ってはならないのは、自分の魂。

「心」の「魂」の違いはナニ? と聞かれたら、なかなか説明が難しいのだけど。

心で感じる以上に、もっと奥深い、根源的なものってあるじゃない? 

それのこと。

ラーメンが食べたいのに、見栄張って、ツナサラダで済ますとか。

本当は泣きたいのに、にっこり笑って見せるとか。

そういうのはいくらでも修正が利くけれど、自分で自分の魂を偽ると、これはもう何をやっても、何を得ても、満たされない。

永遠の飢餓感に苦しむことになる。

そこで、どこまで自分の心の声に近づけるか、それが分かれ目。

仕事や恋愛、その他もろもろの理由で、思わぬ道に逸れたとしても、魂をしっかり掴んでおけば、いつかまた本道に戻って行ける。

24時間多忙な人にも、5分は、自分だけの時間と空間が与えられているものだから。

自分の魂の希みを知るためにも、青年期に感じる心の飢餓感、焦り、苛立ち、怒り、不条理感、そうした負の感情も大事にしないといけない。

怒らない人間が上等、この世に不満がないのが幸せ、なんて、絶対に思わないで欲しい。

それは60過ぎたシルバー世代の価値観だから。

10代、20代で、怒りもせず、変に冷めたポーズを取っていると、かえって道を外すよ。

見た目には真っ当でも、自分の魂からはかけ離れた道へ。

人生も、幸せも、求めるところから始まる。

昔から言うじゃない、「言わねば、神も聞きようがない」と。

求めよ、さらば与えられん』とはそういうこと。

もちろん、求めてもすぐには手に入らない。

それこそ、10年、20年とかかるかもしれない。

もしかしたら一生見つからないかもしれない。

それでも、求めない限り与えられないから。

ゲーテの「ファウスト」のごとく、「悪魔の力を借りても、自分の知りたいことを知りたい」みたいな気持ち、忘れないで。

我は求め、訴えたり。

どこかに、きっと、答えてくれる神か悪魔がいるよ。

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