2009年9月17日に作成したレビューです。ずっとアーカイブに隠してたのですが、懐かしいので。
他のファンの皆さんは最後まで頑張って下さい。
私はもう最終巻だけでいいです。
試演が始まったら読むかもしれないけど。
未完で終わりそうな、だんだん嫌な予感がしてきましたよ・・
花とゆめ最新話でついに気がふれた紫織嬢。これぞ「イヤな女」キャラの王道を行く。
まあでも確かに婚約破棄はキツイよな。その点は同情する(一応、女の子だしぃ・・)。
相当ジジイに甘やかされて育ったと想像つかまつるが、バラの花びらをむしるのは止めろよ・・。
2011/09/22 追記
クルーズ船の中で出会った北島マヤと速水真澄。阿古夜を演じるマヤを見た真澄は、本心を抑えられずマヤを抱きしめて…。
47巻のラブラブ展開後、真澄さんに婚約破棄を言い渡されて、廃人モードになってしまった鷹宮紫織嬢。
その責任を取って、『愛なし結婚』に突っ走るのか?? という瀬戸際にきています。
(「花とゆめ」最新号のレビューはまんが人blogさまが上手にまとめておられます。必見!)
全てを捨てて、お前のものに……というのは「オスカル・モード」なんですけど、真澄さんの場合、養父である速水英介氏が鍵を握ってますよね。
で、私の予想ですが。
英介は、真澄さんの気持ちを知った上で、あえて紫織嬢との結婚を押し進め、「紅天女」の上演権を勝ち取る方向にプッシュするんじゃないかと思います。
それが結果的にはマヤの為にもなると。
真澄さんがホントに「すべてを捨てて」マヤの所に来てしまったら、それこそマヤは演劇界において無力になってしまう。
ここはやはり「マヤの才能を愛する一人」として、あえて現実的な方策を取ってもらいたいものです。
そして、マヤも、真澄の心中を理解し、「舞台の上では魂の恋人」と神がかった演技を見せ、亜弓さんはもちろん、観客をも圧倒してしまう。
その姿に、二人の結びつきの深さを知った紫織嬢が、ついに結婚をあきらめて身を引く……というのが、この場合の王道ですよね~。
あるいは、尾崎一連のように、上演権を獲得した真澄さんがクビつってマヤに譲渡するか。
いずれにせよ、この現実世界で、マヤと真澄さまが結ばれることなどワタシ的にはあり得ないので(そんなことしたら芸が鈍るんじゃないかと)、やはりここは万国のファンの期待に反して、悲恋に終わるのがベストなんじゃないか、と思ったりします。
とはいえ、「恋もキャリアも手に入れる!」というスーパー王道ハッピーエンドも期待したいところですが☆
2010年9月15日 追記
45巻の発売日が9月30日に決定したせいか、このページへのアクセスも急増しています。
ついで、46巻は10月29日で、連続刊行になるそうですよ!(後述 参照)
ほんと、楽しみですねo(^-^)o
私は年に数回、日本から書籍をドサっと取り寄せるのが何よりの楽しみなのですが、実はガラ仮面の発売日に合わせて注文してるんですよ、恒例行事のように。
それぐらい好きーーーー! というよりは、とにかく早く決着つけて欲しい。
真澄さんがiPhoneを使い、マヤちゃんがTwitterで劇団つきかげのみんなに「つぶやく」前に、完結して欲しい。
その他大勢が、タブレットPC片手にYouTubeを視聴し、
「すげー、紅天女のプロモーション・ビデオ、こりゃあ姫川亜弓に決まりだな」
なんて次元まで引っ張らないで欲しい。
町中のハイビジョンTVで勘弁してください。
でも、マヤちゃんのTwitterとか、けっこういいかも。
以下、妄想ストーリー。
北島マヤ、アカウント開設。
>Maya_Kitajima。
さりげに亜弓さんのTwitterも見てみる。
「亜弓さん、すごい……フォロワーが50万人も……。それに比べて、あたしなんか……」
フォロワー30人。
>メッセージ 「新しいツィートが3件あります」
あ、何だろう。(クリック)
>Sayaka_1966
「@Maya 稽古がんばってますか? 麗が最近、元気ないって、心配してたよ。またメールしてね☆」
>Rej_A
「@Maya 今日は晩ご飯何にする? さやかのとこはメンチカツだって。久しぶりにお鍋でもしようか。買い物に行くので、また連絡ください」
>You_Sakurakoji
「@Maya やっとグラビア撮影が終わったよ。これからスタッフと飲みに行く予定。マヤちゃんも一緒に行けたらいいのにな」
……ウルウル。
そうだ、あたしには、こんなに優しい仲間がいる。
たとえフォロワーが30人でも、こんなにあたしのことを思ってくれる。
亜弓さんの50万人には及ばないかもしれないけど、この繋がりを大切にしたい・・・。
>ケータイ ピピっつ!
あ、何かしら(クリック)。
>purple_roseがあなたをフォローし始めました。
えっ・・まさか……
>purple_rose プロフィール
デビュー前から北島マヤさんのファンです。マヤちゃんファンの方、一緒に語り合いましょう。
>purple_roseさんのツィート
過去の舞台の様子が詳しく書いてある。
それに返信している人もたくさんある。
(「青いスカーフを握りしめて」のくだりを見て)
速水さん……このツィート、速水さんだ!
あたしの舞台、こんなに詳しく覚えてくれてる。
それに、どこの誰かは分からないけれど、応援してくれる人がこんなにいっぱい……あたし、ずっとファンのみんなに支えられてたんだ……。
ダイレクトメッセージ、送ってもいいよね。
拒否したりしないよね。
>purple_roseさん、いつも応援して下さって、ありがとう。北島マヤです。今、試演に向けて頑張っています。いつか、きっと私の紅天女を見て欲しい。あたしのこと、見ていてください。いつまでも、いつまでも……
Twitterの向こうで速水さん「マヤ……」感極まり。
返信すべきかどうか悩んでいるところに水城さん登場。
「どうなさいましたの。iPhoneをそんなに握りしめて。何か気になるメッセージでも?」
「い、いや、最近、ダウンロードしたアプリが途中でフリーズしてしまってね」
「そう言えば、最近、姫川亜弓のTwitterが大人気なことご存じですか」
「知っている。僕もフォロワーだ」
「北島マヤもつぶやいていますよ」
「……」
「匿名になされば、誰にも気付かれずフォローすることができますわよ。個人的にメッセージを送ることも……」
「君には関係のないことだ」
「そう……そうでしたわね。そう言えば、紫織さんも最近始められたとか。フォローしなくていいんですか?」
「僕にはアカウントを知らされていない」
「そうですか。では、私の方から、真澄さまのアカウントをお知らせしましょうか」
「そうだな……そうしてくれ」
「ところで真澄さま、『purple_rose』というアカウントをご存じですか?」
「(白目)」
「一部の北島マヤのファンの間で大変な人気だそうですよ。フォロワーがすでに1万人を超えたとか」
「……」
「過去の舞台を非常に詳しく知っているとかで、注目されているようです。『紫のバラ』本人にしか書けないようなことも……」
「どこかの熱心なファンだろう。Twitterの話はもうやめてくれ」
「真澄さま……」
なんて感じで。
来たら、恐ろしいメッセージ。
>Shiori_Takamiyaがあなたをフォローし始めました。
……ところで。
自分の記事を弁護するような感じになるけど、この記事を書いた後、なんでこんな爆発的にアクセスが……と思って調べたら、まさに今日、9月15日、『コミックナターリア』でこんな公式ニュースがリリースされたんですね。
ちょっと~、真澄さんのTwitter、マジでやるの??
Shiori_Takamiyaというアカウントとって、フォローしようかしら(笑)
次は月刊ヴィヴィアン 緊急特集 『北島マヤ それでも沈まない生き方』でも書こうかな。
電車の中吊り広告みてしょんぼりしていたマヤちゃんの為に。
さらに過去の記事
この記事は、【新刊『ガラスの仮面』43巻を記念して 最終回を勝手に予想】から続きます。(この記事は削除しました)
全コンテンツのインデックスは次の通りです。
- 紫織さん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
- 日本の芸能界は適役に欠かず
- 『婚約は……解消した』
- 最終回を勝手に予想
- 今後の展開を読み解くポイント
- 拝啓、美内先生 ー私の願い-
- パティ・デュークの『奇跡の人』
- あの人は今……
- PR
紫織……お前というやつは……
「紫織には夜空の星より、足元の輝く銀河の方が魅力的ですわ」
紫織さん。
可愛い顔をして、根はとんでもない俗物だったのですね。。。
これでは、真澄さんに限らず、どんな男性も興ざめですよ。
やっぱブランドもの好きですか?
そう言えば、劇団つきかげのメンバーと喫茶店でお茶した時も、「シャネル・スーツ」とおぼしきものをお召しになっていましたよね。
いっそのこと、ホリエモンと結婚なさったらいかが?(ネタとしてはちょっと古いが)。
そして六本木ヒルズの最上階にでも住んで、毎晩足元の銀河を眺めながら、「紫織、幸せですわ♥」と酔いしれて下さい。
マヤと真澄さんは、手に手を取って、紅天女のふるさとに駆け落ちしますから。
よろしくお願いします。
紫織さん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
遅ればせながら、44巻、読みました。
いや~、今回は、(いい意味で)ツッコミ所満載。
いつもながら、巻の終わりにうずうずするようなクライマックスを持ってくる構成力は、美内先生、「さすが!」としか言いようがないです。
これでまた45巻も買っちゃいますね(笑)
知人には「あんた、まだ読んでんの?!」と呆れられ、日本からわざわざお取り寄せする私はバカーー?? って感じなんですけど、こうなったら、もう執念です。
どのように決着つくのか、とにかく見てみたい。
矢でも、鉄砲でも、もってこい!!
……最終巻の発売日には、あまりのショックに即死しそうな、20数年来のファンです。
ところで。
ちょっと進んだような感のある44巻。
最後の紫織嬢の乱心ぶりには目が点になりました。
さめざめと泣いて、写真を破るだけならともかく、「あなたの心から、この娘を追い出してみせますわ……!」って、おいおい、あんたはそういうキャラだったのか?
今までの、か弱いお嬢さんイメージは、ウソだったのか??
一言で言うなら、「こえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
まじで、恐ろしい
「どんなことをしても……!」って、これは、政財界の黒幕である鷹宮天皇の力を使ってでも、ということですか??
「なんだね、紫織。結婚祝いの催促かね、それなら……」
「いいえ!! 違いますの……この世から消し去って欲しい人がありますの」
「ほう、これは穏やかではないね。話してごらん(真顔)」
「……実は──」
ガラスの仮面、ゴルゴ13と化す。
うーむ、もしかしたら、紅天女・最大の試練は、紫織お嬢様の魔の手(?)だったりして^_^;
「もう紫のバラを送らないで! もし、もう一度、送ることがあれば、おじいさまに言いつけて、あの娘も、黒沼グループも、破滅させますわ!!」とか。
「あの娘には勝たせません! 紅天女の上演権は、鷹宮グループが奪い取ってみせます!」とか。
ああ、紫織さん、どんどんイヤな女になっていく……。でも、恋敵はそうでなくっちゃ。
どうせなら、マヤの目の前で、紫のバラに火を付けるぐらいの脅しはして欲しい、っすね。
が、それにもまして、うっとおしいのは、桜小路よ。
「毎日会って、恋を語り合っている僕の方が断然有利です! いつか彼女と本物の恋人になってみせます!」──だと?
この時点で背負い投げ、場外につまみだしたくなりますね、まったく(-_-メ)
「実はマヤちゃんも同じことを言ってるんです」なんて惚けてるヒマがあったら、「紫のバラ男は真澄さん」ということに気づけよ、おい!!
こうなってくると、試演の行方より、紫織さんと桜小路がどうやって消えてくれるか、その方が気になったりします。
登場する度に、不快指数100。
紫織、もう耐えられませんわっ!!
しかし、役者としては頑張っていると思います。その点は評価したいね。
恐らく、紅天女の結末は、マヤと亜弓さんでは違っていて、マヤおそらく「魂のかたわれ」としてその身を差し出すのではないかしら。いつかまた巡り会えると信じて。
亜弓さんが堂々と運命に準じるなら、マヤはひたむきな想いの中で生命を懸ける、そんな気がします。
となると、少女漫画の王道を行くような「大円団ハッピーエンド」もあるかもしれない。
恋も、紅天女も手に入れる。
マヤは真澄さんと結ばれ、試演にも勝つ。
めでたし、めでたしを通り越して、シンデレラ・ストーリーの完結です。
案外、最後に真澄さんの肩を押すのは御前かもしれないし、そうすることで、親子のわだかまりもとけるかもしれない。
安っぽいホームドラマと言われたらそれまでだけど、そういうハッピーエンドも有り、じゃないだろうか。
私は、やはり、『ガラスの仮面』は、ひたむきに生きる少女のサクセスストーリーであって欲しいし、みんなが幸せな気持ちで幕を閉じて欲しいと思う。
そういう話であるべきだ、と思います。(かつては、真澄さん死亡論の支持者だったけど)
そして、亜弓さんも素晴らしい紅天女を演じる。
でも、『恋』という、この一点で勝てない。
それで本人も納得するのではないでしょうか。
ここまできて「ダブル・キャスト」という結末はナシですよ。
紅天女は一子相伝だからこそ、ここまで盛り上がったのですから。
そして、亜弓さんには、国際派女優を目指して頑張って欲しい。
ロイヤル・シェイクスピア・アカデミーが手を広げて待っているぞ。
ハミルさんと共に……それはないと思うが (44巻以降はあり得るような気がします)
ともあれ、44巻も面白かったです。
まあ、いろいろ批判もあるようだけど、ここまで気を持たせるマンガも珍しいし、本当に終わってしまったら、それこそ淋しいしね。
『大河ドラマ ガラスの仮面 ついに完結!!』なんてコピーが雑誌の表紙を飾った日には、あたし、おもいっきり脱力して、なんかこう、先を生きる気力を無くしそうな……そんな気がします。(大げさ ? ^_^;)
ともかく、美内先生、がんばって。
そして、いつか、きっと、完結してくださいねっ!!
ガラスの仮面 ツッコミどころ満載
以下は、ツッコミ所満載の台詞をピックアーップ!
よもや、水城さんの口から「星(☆)」が飛び出すとは思わんかった。
まっ……☆ と言いたいのは、こっちの方だ。
亜弓さんのアパートに外国人が・・
ここは一体……
びっくりした。← けっこうフェイント。
住み込みのラーメン屋を抜け出して、隣家のTV(それもダイヤルの旧式)を覗き見ていたのは、確か、6~7年前のことじゃなかったか(物語の上で)。
それが今や、大型画面 37型 HD。
私も、HDで放送される亜弓さんの麗しい姿を見てみたい。
北島マヤに腕をとられるその姿は、まさに『舅と嫁』ではないか!
こんな可愛いお嫁さんが家に来てくれたら、御前の呪わしい人生も明るく変わるだろうに。
やはり、ここは、罪滅ぼし、そしてなけなしの親子の情で、マヤと真澄さんを娶せてほしい。
今回は、聖さんの出番少なめ。スパイ活動で忙しかったのかな。
日本の芸能界は適役に欠かず
43巻からにわかに帯が賑やかになったんだけど(前回は蜷川幸雄さん)
今回の帯は、おお、私の尊敬する、夏木マリさまではないか!!
TVドラマ版(主演・安達祐実)の、野際陽子さまの月影先生も超ハマリ役、ほんと「月影千種を演じるために生まれてきた女優」という風でしたけど、夏木マリさまもすごくお似合い。
この目の上の、くっきりアイシャドウと眉の上がり方が、紫織、たまりませんわっ……!
見てみたいな~。夏木マリさんの月影先生。
初出 2009年9月17日