意思が運命に働いて、幸運も運ばれる

運命論 ~運命はそれ自体に意味はない 意思が働いて初めて意味のある何かになる 
記事について

この記事は『海洋小説 MORGENROOD -曙光』に基づく創作エッセイです。作品の概要はこちら。

目次 🏃

意思の力が幸運を運ぶ

『フォルトゥナの娘』と呼ばれるリズは、不利な条件で海洋都市の改善を訴える恋人のヴァルターに幸運の風を吹かせるべく、プレゼンテーションの機会を設けます。

もちろん、プレゼンテーションに挑んだからといって、必ず勝利するとは限りません。

しかし、何もしなければ、無はいつまでたっても『無』のままです。

何かしようとする意思の力が働いて、幸運も運ばれてきます。

幸運を当てにしても、物事は変わりません。

また意思の力だけでは、どうにもならないこともあります。

では、運と意思とどちらが強いのか……といえば、結果的には、意思の力が勝ると思います。

意思なくして運は立たず、運に手足は無いからです。

全ての人に幸運が輝くとは限りません。

しかし、意思なき人生は、もっと空しいものです。

運命は、それ自体に意味はない

海洋小説 MORGENROOD -曙光より

運命には予告など無いもの。いつも突然訪れて、跡形もなく去って行く。

多くの人は、それが利運とさえ気付かず、後ろに逃してしまうもの。

幸運はガラスの馬車に乗ってやって来ると思い込み、痛みの妖精が抱えた幸せの種には見向きもしないからよ。

実際、運命ほど不可思議で、強力なものはないと思うわ。

この世の全ては、見えない糸で織り上げられた一つの物語のよう。

その中で、一人一人の存在など片糸ほどの意味もないかもしれない。

かといって、運命が全てを支配するわけじゃない。

運命がどんなシナリオを描こうと、意思が動かなければ何の形も成さないわ。

運命は、それ自体に意味はないの。

そこに意思が働いて初めて、意味のある何かになるのよ。

あの人が栄光を掴んだとしても、それは幸運ではなく意思の勝利よ。

運命のお膳立ては、決して本人の目には見えないのだから

海洋小説 《曙光》 MORGENROOD 第六章より

運命論 ~運命はそれ自体に意味はない 意思が働いて初めて意味のある何かになる 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Notes of Life

最初から日の当たる場所で歩き始める人はいない。 皆に理解されながら物事を始める人も。 始める時は、いつも一人。 考えるのも、一人。 行うのも、一人。 だからこそ達成の悦びもひとしおなのです。

この記事を書いた人

MOKOのアバター MOKO 著者

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。アニメから古典文学まで幅広く親しむ雑色系。科学と文芸が融合した新感覚のSF小説を手がけています。看護師として医療機関に勤務後、東欧に移住。石田朋子。
amazon著者ページ https://amzn.to/3btlNeX

Notes of Life

『夢を叶えたい』という人はたくさんいます。 でも、その為に行動する人は少数です。 人生は夢を叶える過程そのもので、夢そのものが人生の目的ではないです。 どんな夢を見ようと、 どんな夢を叶えようと、 人生の最後に残るのは、「自分が何を為したか」という思い出だけです。
目次 🏃
閉じる