詩とエッセイ– category –
-
死に魅入られる若者 ~ローラン・プティのバレエ『若者と死』より
映画『ホワイトナイツ』が公開された時、私は高校生だったので、まだバレエにも興味がなく、ラジオから繰り返し流れるライオネル・リッチーの主題歌「say you, say me」をぼんやり聞き流すのみだった。 当時、「ミハイル・バリシニコフ」が世界的にも有名... -
物理学者と詩人と占星術師 世界は異なる個性と能力でバランスを保つ
人はそれぞれ個性も能力も異なるから世界はバランスを保っている。物理学者も詩人も占星術師も異なるスタンスで世界の謎を解き明かそうとしているだけで、意外と共通点は多いかもしれない。掲示板のトピックス『物理で80点以上取れる人ってどんな人なんだ』をテーマにした科学コラム。科学も究めると最後は神を見る。 -
好きなアルファベットは何ですか? 言葉こそ世界の扉
【好きなアルファベットは何ですか? 言葉こそ世界の扉】 皆さんには好きなアルファベットがありますか? 映画「フィフス・エレメント」では、主人公のブルース・ウィルスが、地球を救う“至高の存在”、美女リールーに「地球の歴史をどこまで学んだ?」と尋... -
人間はね、生のままの姿が一番美しいの ~絵画『裸足のアフロディーテ』より
お堅いクリスチャンと画家のアトリエでヌードモデルを務める美少女フローレス。ハワードは彼女の身を案じてモデルを止めるよう助言するが、フローレスは芸術だと言って相手にしない。フローレスは画家の個展に連れ出し、代表作『裸足のアフロディーテ』を見せる。そこで初めて彼女の志を悟る場面です。 -
作品に罪はあるのか。非凡人は法律を超える権利を有するのだろうか。
マイケル・ジャクソンの性的暴行容疑に思う。有名人の犯罪は「非凡人」ということで許されるのか。作品に罪はないのか。ドストエフスキーの名作『罪と罰』の「非凡人は法も踏み越える権利を持つ」というラスコーリニコフの思想をベースにしたコラム。 -
『Clair de Lune』のように心を照らす言葉 ~月光浴のススメ
ホームページのタイトル『Clair de Lune』の所以と闇夜を照らす月の光のような存在でありたいと願うコラム。月齢とそれぞれの意味について紹介しています。 -
【詩】 世界であなたほど愛している人はないから - Clair de Lune より
恋だけが、真の意味で、人間を完全にする。「異性」という、異質の人間との遭遇。「情熱」という、未知の感情との遭遇。恋は変え、恋は解き放つ。恋とは魂の変容。わたしたちは皆、片翼の鳥なのだ。恋の詩を収録 -
海を想う人の詩
海をテーマにした詩集。『存在理由と海の生き物』『海が美しいのではなく 海を想う人の心が美しいのだ』『海が好きというよりは、海に込められた思い出がいとおしいのだ』『海月(くらげ)~ひと夏の命』 -
そしてゾウリムシは全滅した ~理科好き中学生のだいしっぱい(´。`)
顕微鏡を覗くのが趣味だった小学校時代、川の水の微生物を繁殖させて、ゾウリムシやミドリムシの観察に成功したが、もっと増やそうと欲を出して、水道水を足した為に微生物を全滅した失敗談の科学コラム。 -
真珠と努力とライフワーク ~この世には、闇に落ちてはじめて分かる美しさがある
真珠は異物を抱き続けることで作られる。痛みや苦しみを抱くことに耐えられる人だけが作品を完成させることが出来るのだろう。自分が結晶させた真珠は、この世のどんな宝石にも勝る。真珠をテーマにした詩想を掲載しています。