なぜ若者はすぐ人生に絶望するのか ~初心者ドライバーのように辛抱強く付き合おう

目次 🏃

なぜ子供や若者はすぐ人生に絶望するのか

親を殺すか、自分が死ぬか ~人生は最後まで生きてみないと分からないの続きです。

なぜ若者はすぐに人生に絶望するのか。

URL記事にも書いていますが、世の中のことも、人間のことも、よく知らず、経験も浅いため、20年、30年という長いスパンで物事を見ることができないからです。

ある程度、経験を積んだ人なら、大変な事が起きても、「時間が解決する」「禍福は糾える縄の如し」「前にもこんな事があった。今度もいずれ好転するだろう」と明るい展望をもつことができます。

実際に、そうした場面を何度もくぐり抜けてきたので、自分の展望に確信を持つことができます。

しかし、10年、20年の人生経験しかなければ、数十年先まで見通すことができず、目の前の事実だけ見て、全てを判断しがちです。

今、雷雨なら、明日も雷雨、明後日も雷雨、その先もずーっと雷雨と思い込み、「もうダメだ、死ぬしかない」と早合点してしまうんですね。

それは心が弱いからでも、頭が悪いからでもありません。

学校と家庭が全てで、世の中のことなど何も分からないから、すぐに絶望してしまうのです。

「子供はいつも元気で明るい」というのは誤りです。

子供ほど無知で、傷つきやすいものはありません。

初心者のドライバーと同じ、いつも不安で、些細な出来事ですぐパニックに陥ります。

運転を覚え、道に馴れるまでは、教え、励まし、同じことを何度でも言い聞かせる他ありません。

大人にとっては、非常に疲れることですが、教習所の先生みたいに、覚えの悪い生徒でも、辛抱強く向き合って、無事故無違反のドライバーに育てる以外にないです。(それでも事故を起こすほど)

「若いから」「子供だから」立ち直りも早いなんて思っていたら、とんでもない。

ある意味、子供ほど不幸なものはありません。

訳が分からない中、勉強やお稽古や友だち付き合いで、常に結果を出して、生きていかなければならないのですから。

子供は親や周りの大人を安心させる為に、いくらでも幸せな嘘をつきます。

楽しくなくても「楽しい」と言い、行きたくなくても「行きたい」と言います。

それを真に受けて、「うちの子は大丈夫」と子供の笑顔に胡座をかいた途端、子供の懊悩を見逃して、救う機会を逸してしまいます。

慰めや励ましで解決するなら、子供の自殺など、とうの昔になくなっているのです。

TOP
目次 🏃
閉じる