コラム子育て・家育て– category –
思春期の子どもの自立と親子関係に関するコラムと幼児育児、育児ストレス、ママの気持ちなどを綴っています。
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「安産」より「納得産」 悔いのないお産とは
皆さんは、『安産』というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。 「痛みも少なく、短時間で、楽に産める」 そういう安楽なイメージを思い描かないでしょうか。 私も、『安産』というのは、時間もかからず、痛みも少なく、二、三回のいきみでスポーン... -
子持ち専業主婦の達成感について
専業主婦になると「社会に貢献していない私はダメだ」「夫に養ってもらってる」といった理由から自己卑下してしまう方が少なくありません。「ただの主婦」だったら悪いのか? 専業主婦である自分を肯定してみませんか。 -
『仮面親子』 本当の自分を見せるのが怖い親と本当の自分を見せられない子供
「自然体になれない」「普通が、どういうことか分からない」という親は、本当の自分を見せたら子供に嫌われるという気持ちが人一倍強いのかもしれません。それは裏返せば、自分がそういう親を蔑んで、今も許してないからではないですか? 本物の親子とは何なのでしょう。 -
自分で自分を愛せない母親たち
親というものは、立派だから、正しいから、愛されるわけではありません。人間としての苦悩や欠点を抱えながらも、強く、優しく、生きていこうとするから、子供も尊敬するのです。子供と楽しく過ごしたいなら、まずは自分で自分を愛しましょう。自分を素直にさらけ出せない親と一緒に居るほど、子供にとって苦痛なものはありません。 -
無理のない育児 ~子供に言う事を聞かせるより原因の分析にフォーカスする
無駄な悩みは人間を傲慢にします。子供の健康や幸福よりも、自分の思う通りにコントロールすることが目的になってしまうからです。悩む時は原因の分析にフォーカスし、今、その悩みが子供と親の人生においてどれほどのものかを自問しましょう。 -
悩まない育児 ~その『悩み』に愛はありますか?
自分が「こうあるべき」「こうなって欲しい」と思い描くことは、本当に子供にとってありがたい愛情なのか。むしろ、そう願うことが、逆に子供を苦しめているのではないか。本来、愛に悩みはない。欲が消える。愛することは、待つこと。育児の悩みを突き詰めれば、実は親のエゴだったりします。 -
子供の喧嘩 ~やっていいこと、悪いことを学ぶ機会
子供は喧嘩しながら「やっていいこと、悪いこと」を学ぶもの。相手に負けるのはイヤだけど、「これ以上やったらダメ」というのは、何となく肌で感じているようです。 -
子供の癇癪、心配するな『ダダこね育ちのすすめ』 阿部秀雄
魔の二歳児といわれる幼子のダダこね。何をどうやっても直らない、直せない、親にとっては非常に頭の痛い問題です。しかし、子供の癇癪は本当に悪いことでしょうか。親の接し方が悪いから子供は癇癪を起こすのでしょうか。阿部秀雄の名著『ダダこね育ちのすすめ』から癇癪期の対応について紹介します。 -
大学には行った方がいいの?
【大学には行った方がいいの?】 最近、高額な奨学金返還が問題になっています。 「とりあえず大学に行った方がいい」という考えで奨学金を借りたものの、返済が重くのしかかり、日々の暮らしはもちろん、将来の見通しも立たず、経済的にも精神的にも追い... -
十七歳のオイディプス 「親 死ね」「親 殺す」の正体
十七歳は、世の中のこともよく知らず、心を処す術も知らない、オイディプスと同じです。若いエネルギーを持て余し、自分らしく生きる道を渇望しています。では、彼らがこの葛藤を克服し、成熟した大人になるには、どうすればいいのでしょうか。子供たちの「親志ね」「親殺す」という感情には理由があります。 -
十八歳の決断 人は二度生まれる ~いかに親から離れて自立するか~
フランスの思想家、ジャン・ジャック・ルソーの名言に「人は二度生まれる。一度目は存在するために。二度目は生きるために」というものがあります。心身ともに成長し、『自分』というものが頭をもたげてきた時、親を乗り越えて前に進むか、生涯、無力感や無能感にとらわれて人生を棒に振るか。そこが大きな分かれ目です。 -
子育てのゴール ~子供が「大人になる」ということ
子育てのゴールは、成人して、いい会社に就職したり、独立して所帯をもったからといって、「大人になった」訳ではありません。何歳であっても、心の成熟なくして「大人」とは言えないし、また年若くても、精神的に成長する子はいます。年齢や能力や条件だけが大人の条件ではありません。一番大事なのは、親を一人の人間として理解し、受け入れることです。